『誰も寝てはならぬ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
現実から目を背け、ネットの世界に没入していく若者たち。彼らは夜な夜な画面に向かい、昼夜逆転の生活を送りながら、目の前にある「今」から逃げ続けている。デジタル空間という巨大な迷宮の中で、彼らはいったい何を求め、何を失っていくのか……。
著者SARA Inesuは、デジタル時代の若者文化を一貫して描き続けてきた作家である。本作『誰も寝てはならぬ』は、その代表作として第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した。2010年から2014年にかけて「モーニング」誌上で連載され、既刊17巻という分量で一つの時代を切り取っている。ネット依存や現実逃避という、誰もが無関係ではいられないテーマを正面から描き、2016年には映画化もされた。海外でも英語やフランス語をはじめ多言語に翻訳され、デジタル世界と向き合う若者の姿を普遍的な問題として提示している。青年誌という土俵で、娯楽性と社会性を両立させた点は特筆すべきだろう。
スマホを手放せない自分に心当たりがあるなら、この作品は他人事ではありません。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
2010年代の空気を切り取った作品として、この漫画ほど時代の痛みを正確に描き出したものはないんです。ネット依存、現実逃避——言葉だけ聞くと説教臭く感じるかもしれませんが、SARA Inesuが描くのは「逃げるな」というメッセージじゃない。むしろ「なぜ逃げたくなるのか」を、逃げた先で何が待っているのかを、あまりにも解像度高く、あまりにも優しく見つめた物語なんです。
青年誌「モーニング」で約5年間連載され、既刊17巻。映画化もされましたが、原作の持つ静かな重量感は、紙の上でこそ味わえます。デジタル時代の若者文化を描いた作品として海外でも高く評価され、英語やフランス語にも翻訳されている。でもこれ、日本語で読んでほしいんですよ。言葉の余白に滲む感情まで含めて、作品なんです。
「逃げ場所」を求めてスクリーンの向こう側へ行った人間が、そこで何を見つけ、何を失うのか。現実と虚構の境界線が溶けていく感覚を、ページをめくる指先で感じてください。読み終えたとき、あなたは自分のスマホの画面を、これまでとは違う目で見ることになります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『誰も寝てはならぬ』は全何巻?
全17巻で完結済みです。