訳アリ心霊マンション』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

フリーター生活を送る主人公が相続したのは、いわくつきの心霊マンション。住人は全員、幽霊だ。家賃収入で不労所得生活を夢見ていたはずが、待っていたのは霊たちとの奇妙な共同生活。成仏できない事情を抱えた住人たちは、それぞれに個性的で、時に恐ろしく、時に愛おしい。このマンションで、果たして平穏な大家生活は送れるのか……。

くらげバンチで2022年から連載中の本作は、ホラーとコメディを高い次元で両立させている。心霊ものでありながら、恐怖だけに偏らない絶妙なバランス感覚が光る。幽霊たちの抱える「訳アリ」な事情は切実で、時に笑いを誘い、時に胸を打つ。ホラー要素はしっかりと効いており、不気味な演出や緊張感のある場面も少なくないのだが、そこに生活感と人間味が加わることで、独特の読み心地が生まれている。フリーターという立場の主人公が、霊たちと向き合いながら大家としての責任を果たそうとする姿には、妙な説得力がある。

既刊6巻、じわじわと支持を広げる注目作です。心霊マンションという舞台設定の妙を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

家賃収入だけで暮らせたら最高だと思いませんか。

フリーターの主人公が叔父から相続したのは、都心の一棟マンション。これで人生勝ち組、不労所得生活の始まりだ……と思ったら、全室に幽霊が憑いてるんです。

しかも普通の幽霊じゃないんですよ。廊下で延々と走り続ける霊、部屋の隅でじっと見てくる霊、勝手に冷蔵庫を開ける霊。怖いというより、もはや困る。大家としてこの物件、どうすればいいんだ。追い出すのか、共存するのか、それとも売り払うのか。

この作品が秀逸なのは、ホラーとコメディの塩梅なんです。心霊現象は確かに起きる。でも主人公の反応が妙に現実的で、「家賃収入のためには何とかしないと」という損得勘定が常に頭にあるから、恐怖より先に「どう対処するか」という実務的な思考が働く。その温度差が妙に可笑しくて、怖がりながらも笑ってしまう。

そして読み進めるうちに気づくんです。霊たちにも、このマンションに留まる理由があるんだって。彼らは単なる怖い存在じゃなくて、それぞれに事情を抱えた「住人」なんですよね。だから主人公も、最初は追い出すことばかり考えていたのに、少しずつ向き合い方が変わっていく。

くらげバンチで2022年から連載中、既刊6巻。ホラーが苦手な人でも大丈夫です。むしろ「幽霊が出る物件の大家業」という設定の妙を楽しんでください。読み終わる頃には、この訳アリなマンションが妙に愛おしくなってるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『訳アリ心霊マンション』は全何巻?

現在6巻まで刊行中です。