『親愛なるA嬢へのミステリー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
舞台はどこにでもある日常。ごく普通の女性が、ある日突然届いた一通の手紙をきっかけに、自分でも気づかなかった心の奥底と向き合うことになる。差出人は「A嬢」と名乗る謎の人物。彼女からの言葉は、主人公の過去を知り尽くしているかのように核心を突き、読み手の想像を裏切る展開へと導いていく……。
本作は『Itan』誌で連載され、第1回Itan新人賞を受賞した森江崇史による心理ミステリー作品です。女性向け作品を多く手がける作者らしく、恋愛要素を織り交ぜながらも、人間関係の機微や自己発見というテーマを丁寧に描き出している。謎を追うだけでなく、主人公の内面の揺れ動きが物語の推進力となっており、読者は「誰が」ではなく「なぜ」に引き込まれていく構造が巧みだ。ミステリーとしてのトリックよりも、登場人物たちの心理描写に重きを置いたアプローチが、この作品の独自性でしょう。
謎の手紙が暴く「本当の自分」とは何か。既刊3巻、日常に潜む違和感を掬い上げる心理劇を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
Itan新人賞受賞作。
既刊3巻。
あなたは誰かに手紙を書いたことがありますか。本当に、心の底から、その人にだけ届けたい言葉を綴ったことが。
この作品の主人公が書くのは、ある一人の女性—A嬢—に宛てた手紙なんです。でもそれは、ただの恋文でもなければ、懺悔でもない。読み進めるほどに、この手紙の正体が分からなくなっていく。なぜ彼女に書くのか。なぜ今なのか。そもそもA嬢とは何者なのか。
森江崇史が描くのは、人が誰かに何かを伝えようとする時に抱える、言葉にできない痛みと切実さです。手紙の一行一行に込められた感情を追いかけていくと、気づけば主人公の人生そのものが立体的に浮かび上がってくる。ページをめくる手が止まらなくなるんです。
ミステリーと銘打たれていますが、謎解きのために読むんじゃないんですよ。謎を追いかけているうちに、自分自身の人間関係や、誰かに伝えられなかった言葉を思い出してしまう。そういう作品なんです。
読み終わった後、あなたも誰かに手紙を書きたくなるかもしれません。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『親愛なるA嬢へのミステリー』は全何巻?
全3巻で完結済みです。