裸一貫!つづ井さん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

つづ井という名の主人公が、日々の些細な出来事に翻弄されながら暮らしている。タイトルに掲げられた「裸一貫」の言葉通り、飾らない日常が淡々と積み重なる。特別なドラマも大きな転機もなく、ただ生きることの手触りだけがそこにある……。

コミックエッセイの系譜において、本作は私小説的な誠実さを持つ。作者のつづ井が自身を題材にしながら、日常生活という題材を掘り下げていく姿勢は一貫しています。何気ない買い物、ふとした人との関わり、そうした瞬間に潜む感情の機微を、過剰な演出なしに描く手つきが光る。派手さはないが、その分だけ読み手との距離が近い。「Comic Essay Room」という掲載誌の性質も、こうした作風を支えているのでしょう。

既刊3巻、連載は続いています。何も起こらない日々の中にこそ、確かに何かがある。その手応えを、ぜひ確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

既刊3巻、なのに妙に気になって手が伸びる。

つづ井さんという作家が、自分の日常を包み隠さず描いた作品なんです。タイトルの「裸一貫」には嘘がなくて、本当に飾らない、等身大の生活がそこにある。朝起きて、ご飯食べて、仕事して、時々失敗して、たまに嬉しいことがあって。そんな「何もない日常」を読んでいるだけなのに、ページをめくる手が止まらないんですよ。

なぜかというと、つづ井さんの観察眼が尋常じゃないから。自分が普段気づかずに通り過ぎている些細な感情の揺れ、人との距離感の微妙なズレ、ちょっとした心の引っかかり。そういう「言葉にならないもの」を、この人はコマの中にすくい上げてみせるんです。読んでいると「あ、これ自分もある」って何度も頷いてしまう。

特別なドラマはないけれど、読み終わったあとに不思議と心が軽くなっている。自分の日常も、こんなふうに面白がっていいんだって思えてくる。派手さはないけれど、確実にクセになる味なんです。

2019年から連載中で、まだ3巻。今から追いかけるのにちょうどいいタイミングですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『裸一貫!つづ井さん』は全何巻?

現在3巻まで刊行中です。