『街道あるくんです』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
江戸時代の街道を、幽霊が歩いている。主人公は生前の記憶を失った幽霊で、自分が何者だったのかを探すため、東海道を西へ向かう。道中で出会う人々は、幽霊の姿が見える者もいれば見えない者もいる。旅を続けるうちに、主人公は自分の過去の断片を少しずつ拾い集めていく……。
竹本真と猪尾津黒という二人の作家による共作で、モーニングツーウェブで2019年から2020年にかけて連載された。既刊4巻、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞している。幽霊という存在を通して、生と死、記憶と忘却という重いテーマを扱いながらも、街道を行く旅の中に穏やかなユーモアが織り込まれています。歴史を題材にした作品で知られる竹本真と、独特の画風で多くのファンを持つ猪尾津黒の組み合わせが、江戸の風景と超自然的な要素を違和感なく融合させている。幽霊でありながら旅を続ける主人公の姿には、奇妙な説得力がある。
時代劇でも怪談でもない、この不思議な旅路をぜひ体験してください。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭新人賞受賞作。
それだけで手に取る理由としては十分なんです。
竹本真と猪尾津黒、二人の作家が組んだこの作品、タイトルから想像するような「のんびり街道歩き紀行」だと思ったら大間違いなんですよ。歴史と幽霊、この組み合わせが生み出す空気感が尋常じゃない。過去と現在が交錯する街道で、見えるはずのないものが見える。そこに立ち現れるのは、教科書には載らない人間の営みなんです。
コメディとドラマが絶妙に交わる語り口が心地いい。笑っていたと思ったら次のページで胸が詰まる、その振れ幅の大きさに引き込まれていくんです。竹本真の歴史への眼差しと、猪尾津黒の画が織りなす世界は、どこか懐かしくて、同時に今まで見たことのない景色を見せてくれる。
旅の物語でもあり、友情の物語でもある。歩くという行為がこれほど豊かな意味を持つのかと、読むたびに発見があるんですよ。
既刊4巻、一気読み推奨。歩き出したら止まれなくなります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『街道あるくんです』は全何巻?
全4巻で完結済みです。