『舞妓さんちのまかないさん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
舞妓を目指して京都の花街にやってきた少女・キヨ。だが、適性がないと悟った彼女が選んだのは、幼馴染のすみれを支える「まかないさん」という道だった。舞妓見習いたちが暮らす屋形で、キヨは日々の食事を作る。華やかな稽古に励むすみれの傍らで、キヨはごく普通の家庭料理を淡々と並べていく——。
週刊少年サンデーで6年間連載され、第65回小学館漫画賞少年部門を受賞。花街という特殊な世界を舞台にしながら、そこで描かれるのは派手な人間ドラマではなく、日常の些細な喜びである。着物姿の舞妓たちが「美味しい」と顔をほころばせる瞬間、季節の移ろいを感じさせる献立の数々。小山愛子の筆致は、料理という営みが持つ静かな力を、過不足なく伝えていきます。少年誌でありながら、「勝利」や「成長」を声高に叫ばない。キヨの作る食事が、誰かの明日を少しだけ支えている——その反復こそが物語の核なのです。
Netflixでアニメ化され世界に届いたこの作品は、日本の伝統文化と普遍的な温もりを両立させました。既刊30巻、その全てが日々の積み重ねでできています。
まだ読んでいないあなたへ
週刊少年サンデーで6年間、30巻も続いた作品なんです。
派手な必殺技も世界の危機も出てきません。ただ、京都の舞妓さんが暮らす「屋形」で、ひとりの女の子が毎日ごはんを作るだけの話です。
でも、これが泣けるんですよ。舞妓を目指して親友と京都に来たキヨが、自分には才能がないと気づいて夢を諦める。そこから彼女は「まかないさん」として屋形を支える道を選ぶんです。朝ごはんを作って、洗濯して、掃除して。地味な日常です。それなのに、なぜか目頭が熱くなる。
舞妓として輝く親友と、裏方として支えるキヨ。ふたりの関係が変わったわけじゃないのに、見える景色は全然違う。でもキヨが作る卵焼きや肉じゃがを囲むとき、屋形のみんなの顔がほころぶんです。「おいしい」って言葉と笑顔が、どんな大きな夢にも負けない価値を持っているって、この作品は静かに教えてくれるんです。
Netflixでアニメ化され、実写映画化もされて、世界中の人が観ています。そして第65回小学館漫画賞を受賞しているんです。選ばれる理由はシンプルで、誰かのために作るごはんが持つ力を、これほど丁寧に描いた作品はないからなんですよ。
静かな熱量で心が満たされる、そんな読書体験を味わってみてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『舞妓さんちのまかないさん』は全何巻?
全30巻で完結済みです。