『脳内ポイズンベリー』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
30代独身女性・いちこの脳内には、五人の"自分"が住んでいる。理性的な「賢者」、直情的な「ポジ子」、後ろ向きな「ネガ子」、母性あふれる「ヨシ子」、そして秘書役の「イソ子」。彼女たちが五人で会議を開き、いちこの一挙一動を決定する。合コンでの一言、仕事中のメール、恋愛相手への返事――すべてが脳内評議会の議決事項だ。建前と本音、理想と欲望が激突する脳内劇場を、いちこ本人は知らない……。
水城せとなは『失恋ショコラティエ』で恋愛の痛みを、『海月姫』でオタク女子のもどかしさを描いてきた作家である。本作はその系譜の中でも最も独創的な趣向を持つ。恋愛コメディの形式を取りながら、実は人間の内面分析に踏み込んだ心理劇だ。脳内キャラという擬人化の手法は、誰もが経験する「決断できない自分」「自己矛盾」を視覚化する装置として機能する。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞も、この構造の新しさが評価された結果でしょう。いちこが年下男子との関係に揺れ動く過程は、脳内会議を通じて描かれることで、単なる恋愛の右往左往ではなく、一人の人間が自己と向き合う物語に昇華されている。
既刊5巻で完結。2015年には吉田羊主演で映画化もされた本作は、恋愛漫画の新機軸として今も輝きを失っていません。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作。
30歳の独身女性・いちこの脳内には、5人の「脳内住人」がいるんです。理性的な「あたし」、乙女心全開の「よしこ」、ネガティブ全開の「わたし」、賢い「イケメン」、そして欲望丸出しの「おかん」。恋愛でも仕事でも、彼女の頭の中では毎日会議が開かれていて、意見がバラバラすぎて決断できない。この「脳内中継」形式が恐ろしくリアルで、自分の頭の中を見透かされてる気分になります。
好きな人の前で笑顔をキープしながら、脳内では5人が大騒ぎ。「今のセリフどういう意味?」「脈あり?なし?」「いや落ち着け!」って、もう会議室が大混乱。この「表面は冷静、内面は大荒れ」のギャップが容赦なく描かれていて、読んでて思わず「わかる...!」って声が出るんです。
水城せとな独特の、人間の弱さや迷いを丁寧にすくい取る筆致が全開。『失恋ショコラティエ』や『海月姫』でも見せたあの心理描写の緻密さが、この作品では「脳内会議」という斬新な手法で可視化されてます。
恋愛って、実際こんなに頭の中ぐちゃぐちゃになりますよね。誰にも見せない内面の葛藤が、ここまで痛快に、そして愛おしく描かれた作品はないです。既刊5巻、2015年には吉田羊主演で映画化もされた作品。あなたの脳内住人も、きっと共感で大騒ぎするはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『脳内ポイズンベリー』は全何巻?
全5巻で完結済みです。