美味しんぼ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

東西新聞文化部に配属された新米記者・山岡士郎が、「究極のメニュー」作りに挑む物語だ。美食家を自任する海原雄山を父に持ちながらも、彼とは確執を抱える山岡。食を通じて人間関係や社会問題を掘り下げていく展開は、単なる料理漫画の枠を超えている。

原作・雁屋哲、作画・花咲アキラのコンビが『ビッグコミックスピリッツ』に送り出したこの作品は、1983年の連載開始から日本の食文化を語る上で欠かせない存在となりました。第34回小学館漫画賞受賞、アニメ化、実写映画化と、メディアミックスの成功も記憶に新しい。既刊111巻という長期連載を支えたのは、各地の郷土料理や食材の背景を丹念に描く姿勢と、食を巡る人々の情熱を真正面から描き切る力です。海外でも翻訳され、特にアジア圏で高い評価を得ているのは、食という普遍的なテーマが持つ力の証でしょう。

日本の食文化を考える上で、この作品を避けて通ることはできません。膨大な巻数に怯まず、まずは一巻から手に取ってみてください。

まだ読んでいないあなたへ

110巻超え。

1983年からビッグコミックスピリッツで連載が始まったこの作品、いまだに既刊111巻という事実が、すべてを物語っているんです。雁屋哲と花咲アキラが生み出したこの漫画は、ただ「食べ物が美味しそう」というだけの話じゃない。料理一品を前に、人間の誇り、文化の重み、失われゆく職人技、親子の確執、そういうものが全部むき出しになるんですよ。

何十年も読み継がれる理由は、この作品が「食」を入口に、本当に描いているのが「人間」だからなんです。一杯の味噌汁が、家族の歴史を語る。一切れの魚が、海と生きる人々の生き様を映す。読んでいると、料理というのは誰かの人生そのものなんだと気づかされるんです。

第34回小学館漫画賞を受賞し、1990年にはアニメ化、1996年には実写映画化もされました。海外、特にアジア圏でも翻訳され、国境を越えて愛されている。それは、食への情熱と敬意というテーマが、言語や文化を超えて人の心を打つからでしょう。

ページをめくるたび、自分が普段何気なく口にしているものの背景に、どれだけの歴史と想いがあるのか見えてくる。料理する人、食べる人、作る人、すべての人間に向けられた眼差しが、この作品にはあるんです。

111巻という途方もない物語。それでもなお、読者が求め続けるのは、ここに本物があるからなんですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『美味しんぼ』は全何巻?

現在111巻まで刊行中です。