『羊角のマジョロミ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
羊の角を持つ魔女マジョロミと、彼女に見守られてきた少年の物語である。幼い頃に出会い、やがて離ればなれになった二人が、時を経て再会を果たす。人ならざる者と人間。交わるはずのない運命が、再び交差したとき、何が起こるのか……。
阿部洋一は『血潜り林檎と金魚鉢男』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた実力派だ。本作でも、その独特の筆致は健在である。ファンタジーの皮を被りながら、描かれるのは孤独と執着、そして人の心が抱える業の深さです。魔女という異形の存在を通して、むしろ人間の感情の複雑さが浮き彫りになる。ラブコメディの要素を含みつつも、そこには甘さだけでない、どこか危うい緊張感が漂っている。別冊ドラゴンエイジという青年誌の土壌で、7年にわたり紡がれた本作は、既刊3巻ながら濃密な読後感を残す作品だ。
北米でも刊行され、海外読者の支持を得ている本作。異形と人間の境界線で揺れる感情を、ぜひその目で確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊3巻、7年かけて紡がれた物語。
阿部洋一が描くのは、羊の角を持つ魔女・マジョロミと、彼女を取り巻く人々の日常です。でもこれ、ただのファンタジーラブコメじゃないんです。文化庁メディア芸術祭で推薦を受けた前作「血潜り林檎と金魚鉢男」で見せた、人間の感情を繊細に掬い取る筆致が、ここでも炸裂してるんですよ。
魔女という非日常の存在を通して、孤独や再会といった、誰もが胸に抱える感情が浮き彫りになっていく。派手な魔法バトルで読者を煽るんじゃなくて、静かに、でも確実に心の奥底に染み込んでくる作品なんです。
7年の連載期間、たった3巻という濃密さ。これは1ページ1ページに込められた熱量の証明です。阿部洋一という作家が、どれだけ丁寧に人間を、感情を、描こうとしているか。読めば分かります。
北米でも刊行されて、言語の壁を越えて届いている。それは普遍的な何かが、この作品には宿っているからなんです。羊角の魔女が見つめる世界を、あなたも覗いてみてください。静かな余韻が、きっと残ります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『羊角のマジョロミ』は全何巻?
全3巻で完結済みです。