繕い裁つ人』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

洋服のお直しと仕立てを生業とする祖母の元で育った市江は、その技術を受け継ぎ、一人ひとりの身体と暮らしに寄り添う服作りを続けている。訪れる客が持ち込むのは、着古したコートや母の形見のワンピース。彼女はそれらを丁寧に解き、採寸し、依頼主の言葉にならない想いを汲み取りながら、針を進めていく……。

池辺葵は本作でKiss+大賞を受賞し、一躍注目を集めた。洋服作りというテーマは一見地味だが、ここには確かな取材と観察に裏打ちされた職人仕事の描写がある。依頼主それぞれの人生の機微が、服という「モノ」を通じて浮かび上がる構成は見事だ。市江の手仕事が進むにつれ、彼女自身の過去や価値観も静かに開示されていく。派手な事件もドラマチックな展開もないが、それがかえって日常の中にある小さな決断や別れ、再生の重みを際立たせています。2022年には映画化され、原作の持つ静謐な空気感が広く共有されることとなった。

既刊6巻。一着の服が紡ぐ物語を、ぜひその目で確かめてください。

まだ読んでいないあなたへ

全6巻完結。

服を仕立てる人の話なんて地味じゃないかって?違うんです。この漫画が描いているのは、誰かの大切な一着を手のひらで受け止める瞬間の、圧倒的な重みなんですよ。

主人公は祖母から洋裁店を継いだ女性。彼女のもとを訪れる客は皆、服という「布」の向こう側に、言葉にできない何かを抱えているんです。母の形見のワンピース。初めてのデート用のジャケット。もう二度と着られないと諦めていたコート。一針一針に込められていくのは、技術だけじゃない。その人が生きてきた時間そのものなんです。

池辺葵が描く洋裁の所作が、これまた丁寧で美しいんですよ。採寸するときの指先の動き、生地を裁つときの真剣な眼差し。でも本当に痺れるのは、完成した服を手渡す瞬間。そこには「ありがとう」以上の何かが、確かに流れているんです。

Kiss+大賞受賞作。累計100万部を超え、2022年には映画化もされました。たった6巻の中に、人と人が服を通じて繋がる奇跡が、何度も何度も訪れます。読み終えたとき、自分のクローゼットを開けたくなるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『繕い裁つ人』は全何巻?

全6巻で完結済みです。