線は、僕を描く』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

両親を事故で失い、生きる色を失った大学生・青山霜介が、アルバイト先の展覧会で出会ったのは「水墨画」だった。その場で巨匠・篠田湖山に見初められ、彼は白と黒だけで世界を描く水墨画の道へと足を踏み入れる。筆を持ったことのない素人が、なぜ巨匠の目に留まったのか。

原作は小説で、本作はその漫画化。少年誌で水墨画を扱うという一見地味な題材ながら、少年漫画の文法で描かれる「修行もの」としての骨格がしっかりしている。筆を持つ手の震え、墨の濃淡、紙に滲む一瞬の緊張——こうした繊細な表現を、堀内篤則は丁寧な作画で漫画に落とし込んだ。週刊少年マガジンという舞台で、芸術と喪失からの再生を描く異色作である。光文社漫画大賞を受賞したのも頷ける完成度だ。

失ったものを抱えたまま生きる主人公が、筆を通じて何を見出すのか。既刊4巻、静謐でありながら熱を持った物語です。

まだ読んでいないあなたへ

水墨画なんて、美術の教科書で見たきりでした。

両親を亡くしてから心が空っぽになっていた主人公が、アルバイト先の展覧会場で偶然出会ったのは、水墨画の巨匠。その場で弟子入りを申し込まれ、筆を握ることになるんです。白と黒だけの世界。けれど、その濃淡だけで蘭の花びらの柔らかさや、風に揺れる竹のしなやかさを表現していく。初めは線一本まともに引けなかった彼が、筆を通して少しずつ何かを取り戻していく過程が、静かに、でも確実に胸に迫ってくるんですよ。

競うのは技術だけじゃない。筆に込める「心」が問われる世界なんです。師匠の孫娘はライバルとして立ちはだかり、展覧会という舞台で火花を散らす。でもそこには勝ち負けを超えた何かがある。

週刊少年マガジンで連載され、光文社漫画大賞を受賞した本作。原作・戸上寛正、作画・堀内篤則の二人が丹精込めて紡いだ物語は、既刊4巻で完結しています。一筆一筆に込められた想いが、あなたの心にも確かな線を引くはずです。

墨の香りを感じながら、ページをめくってみてください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『線は、僕を描く』は全何巻?

全4巻で完結済みです。