笑うかのこ様』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

辻田理璃子が「LaLa DX新人賞」でデビューを飾った記念すべき第一作。舞台は、ごく普通の高校。主人公・かのこは、周囲からは「笑顔の絶えない明るい子」として見られているが、本当の自分の感情には蓋をして生きてきた。友人関係も恋愛も、すべてが「演じている自分」で成り立っている――。そんな彼女の日常が、ある出会いによって揺らぎ始める……。

辻田理璃子は、その後『恋だの愛だの』でアニメ化作家となるが、本作はその原点とも言える作品です。表面的な人間関係と本音のズレを描く筆致は、デビュー作とは思えないほど鋭い。「笑顔」という記号の裏側にある孤独を、少女漫画の文法で丁寧に掘り下げていく構成は、2000年代初頭の「LaLa DX」が持っていた、少し内省的な空気を体現している。韓国で累計100万部を超える支持を得たのも、この「装った自分と本当の自分」というテーマが、文化を超えて共鳴したからでしょう。映画化もされた本作は、辻田理璃子のキャリアにおける重要なマイルストーンです。

「いつも笑っている子」の内面を描く青春ドラマ。既刊3巻、今こそ読むべき一作です。

まだ読んでいないあなたへ

LaLa DX新人賞受賞作。

既刊3巻、2005年に映画化もされた辻田理璃子の学園ドラマです。

学校って、笑っていれば何とかなると思っていませんでしたか。明るく振る舞っていれば、誰かが気づいてくれるって。でもこの作品の主人公は、その「笑顔の仮面」をどこまで被り続ければいいのか、誰にも言えない孤独を抱えているんです。

辻田理璃子が描くのは、華やかな学園生活の表側じゃない。教室の隅で、友達の輪の中で、それでも誰にも見せられない本音を抱えた少女の姿なんです。笑っているのに、心の中では誰にも届かない叫び声を上げている。そんな瞬間、あなたにもありませんでしたか。

『恋だの愛だの』でアニメ化も果たした著者が、ここでは恋愛だけじゃない、もっと根源的な「人と人がわかり合うこと」の難しさと尊さを描いています。友達って何だろう、本当の自分って何だろう。ページをめくるたびに、そんな問いが静かに、でも確実に心に刺さってくるんです。

韓国で累計100万部を超えた理由がわかります。言葉を超えて、10代の誰もが抱える痛みを掬い取る筆致があるんです。

今、誰かの前で無理に笑っている自分がいるなら、ぜひ手に取ってください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『笑うかのこ様』は全何巻?

全3巻で完結済みです。