『私のジャンルに「神」がいます』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
同人活動に身を投じる女性の日常を描いた作品。主人公は自分の推しジャンルで創作を続けているが、同じジャンルには圧倒的な画力と構成力を持つ「神絵師」が存在する。憧れと嫉妬、承認欲求と劣等感。創作者なら誰もが抱える感情が、容赦なく突きつけられる。
真田つづるは『彼女の音色は生きている』でも知られる作家だが、本作は同人活動というニッチな題材を扱いながら、第1回pixiv創作マンガ年間MVPを受賞した。SNSで大きな話題を呼んだ理由は明白です。同人誌即売会の熱気、Twitterでのいいね数への一喜一憂、オフ会での気まずい沈黙——誰も語らなかった「創作者の本音」を、ここまで生々しく描いた作品はなかった。抽象的な「創作の喜び」ではなく、具体的な数字と他者との比較によって揺れ動く自尊心を、この作家は正面から描き切る。Comic Essayでの連載は2020年から続いており、既刊3巻。
創作をしている人間なら、この作品から目を背けることはできません。
まだ読んでいないあなたへ
誰にも言えない「推し」への気持ちを、こんなに解像度高く描いた漫画、他にないんです。
同人活動を続ける主人公の前に現れたのは、自分のジャンルの「神絵師」。憧れの人なのに、近くにいると息が詰まる。嬉しいはずなのに、比べてしまって筆が止まる。この人と友達になりたい、でも自分の作品を見られたくない——好きなことを続けるはずが、いつの間にか心がすり減っていく。その感覚を、真田つづるは容赦なく、でも優しく描き出すんです。
創作する人間が抱える嫉妬、劣等感、承認欲求。表では「素敵ですね!」と言いながら、裏で自分の価値を測り続ける。そんな醜くて正直な感情を、この作品は「それでもいいんだよ」と受け止めてくれる。同人活動をしたことがなくても、何かに夢中になったことがあるなら、主人公の痛みは必ず自分のものになります。
第1回pixiv創作マンガ年間MVPを受賞し、SNSで大きな話題を呼んだ理由がここにあるんです。綺麗事じゃない、でも救いがある。既刊3巻、連載は今も続いています。
好きなことを続けるって、こんなに複雑で苦しくて、それでも尊いことなんだと教えてくれる作品です。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『私のジャンルに「神」がいます』は全何巻?
現在3巻まで刊行中です。