『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校に入学した黒木智子は、モテるはずだった。乙女ゲームで培った恋愛シミュレーションの知識、アニメで学んだコミュニケーション術。しかし現実は残酷だ。入学から二ヶ月、会話した相手は家族だけ。自意識だけは肥大し、行動は何もできない。彼女の歪んだ自己認識と空回りする日常が、ここから始まる……。
谷川ニコのデビュー作にして代表作である本作は、2011年から「ガンガンONLINE」で連載され、ガンガンONLINE大賞第1回を受賞した。当初は主人公の痛々しい独り相撲を笑うスタイルだったが、物語が進むにつれて作品の様相は変わっていく。智子が少しずつ、本当に少しずつだが他者との距離を測り始める過程は、単なる成長物語ではない。彼女の不器用さは変わらないまま、それでも関係性だけは確実に積み重なっていく。その描写の繊細さが、本作を他の学園コメディから隔てている。2013年にアニメ化、2014年には実写映画化もされ、海外でも広く読まれた。既刊19巻。
人間関係の不全を笑い飛ばしながら、その奥に誰もが抱える孤独を刻んでいく。一度手に取れば、智子の歪んだ視線から目を離せなくなります。
まだ読んでいないあなたへ
既刊19巻、完結済み。
この作品を読むと、自分の高校時代の痛々しい記憶が蘇って身悶えするんです。でも、なぜか読む手が止まらない。それは主人公の黒木智子が、あまりにもリアルに「モテたいのにモテない自分」と向き合い続けるからなんですよ。
ネット上では強気なのに現実では誰とも目を合わせられない。理想の高校生活を夢見ているのに、いざ学校では一言も喋らず一日が終わる。そんな智子の姿は、誰もが心の奥底に隠している「痛い自分」そのものなんです。笑えるんだけど、笑いながら胸が締め付けられる。この感覚、他のどの作品でも味わったことがありません。
しかも驚くのは、この作品が11年の連載を経て、確実に「成長」を描き切ったこと。最初は一人ぼっちだった智子が、不器用ながらも人との関わり方を学んでいく過程が、じわじわと心に響くんです。派手な展開はありません。でも、些細な一言を交わせるようになっただけで泣けてくる。そういう作品なんですよ。
2011年から2022年まで、青春の全てを捧げた谷川ニコ先生の代表作。アニメ化・映画化・海外展開と、多くの読者の心を掴んだのには理由があります。
自分の痛みを笑いに変えて、それでも前に進もうとする人間の物語。これ以上の青春漫画を、私は知りません。
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よくある質問
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い』は全何巻?
全19巻で完結済みです。