『神クズ☆アイドル』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
アイドル業界という華やかな舞台を、しかし決して美化せず描き出すのが本作の真骨頂だ。主人公は芸能界で活動するアイドルたちを取り巻く、その光と影の両面に向き合っていく。努力、挫折、人間関係の複雑さ。表舞台の裏側にある現実を、時にコミカルに、時にシビアに切り取っていく……。
本作が掲載されるのは一迅社の「Comic Zero-Sum」。女性向けレーベルでありながら、単なる夢物語に終わらない作風が光る。いそふらぼん肘樹は音楽業界をテーマにした作品を多く手がけており、リアルな描写と深いキャラクター描写で定評がある作家です。第1回ゼロサムコミック大賞で大賞を受賞した本作は、まさにその実力が結実した一作と言えるでしょう。アイドル漫画というジャンルにおいて、表層的なキラキラ感だけでなく、業界の内実や人間ドラマまで踏み込んだ作品は意外に少ない。本作はその空白を埋める、貴重な存在です。
既刊9巻。海外のファンからも注目を集める本作、アイドルという題材に新たな角度から挑んだ意欲作を、ぜひ手に取ってみてください。
まだ読んでいないあなたへ
アイドルになりたい人間の物語じゃないんです。
神様が、人間のアイドルに憧れて地上に降りてくる。この設定だけで、もう普通のアイドル漫画とは何もかもが違う。神様だから歌も踊りも完璧にできるわけじゃない。むしろ人間の「努力」という概念そのものを理解できていない存在が、キラキラした舞台に立つまでの過程を、いそふらぼん肘樹は容赦なく、でも愛情深く描いているんです。
音楽業界の現場をリアルに知る作者だからこそ書ける、業界の光と影。華やかなステージの裏で何が起きているのか、人間関係がどれほど複雑に絡み合っているのか。その解像度が尋常じゃない。でもこの作品、業界の暗部を暴く告発漫画じゃないんですよ。神様という異質な存在が放り込まれることで、私たちが当たり前だと思っている「努力」や「成長」の意味が、まったく別の角度から照らされていく。
ゼロサムコミック大賞受賞作。少女漫画誌連載なのに、アイドルを「消費される側」としてだけ描かない。むしろ、キラキラした世界で生き残るために必要な覚悟と、それでも人を惹きつける輝きとは何なのかを、神様の視点から問いかけてくる。
2018年から連載中、既刊9巻。神様が人間のアイドルに憧れる理由を知ったとき、あなたはきっと、推しを応援する自分の気持ちまで見つめ直すことになります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『神クズ☆アイドル』は全何巻?
現在9巻まで刊行中です。