磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

江戸時代を舞台に、武士・磯部磯兵衛の日常を描いたコメディ。刀を差した侍ではあるが、剣の腕が立つわけでもなく、立身出世の野心があるわけでもない。ただただ、浮世の些細な出来事に一喜一憂し、時には友と語らい、時には家族と過ごす。彼の前に立ちはだかるのは、敵でも悪でもなく、ただ「生きることの面倒くささ」である……。

『週刊少年ジャンプ』という、バトルと友情の王道を走る雑誌で、この作品は異色の立ち位置を貫いた。何せ主人公は戦わない。成長もしない。ただ、つらい。仲間りょうが描くのは、時代劇の衣をまとった現代人の悲哀だ。磯兵衛の嘆きは江戸の武士のそれではなく、どこか令和の我々のそれに近い。その絶妙な時代錯誤感が笑いを生み、第60回小学館漫画賞少年向け部門の受賞、さらにはアニメ化・実写映画化へと繋がった。ジャンプでコメディを成立させる難しさを知る者ほど、この快挙の重みがわかるだろう。

浮世はつらい。でも、つらいと嘆く磯兵衛の姿は、なぜかやけに心地よい。既刊16巻、この脱力系時代劇コメディを、ぜひあなたも。

まだ読んでいないあなたへ

江戸時代の浪人が、こんなに現代人と同じ悩みを抱えているなんて。

『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』は、週刊少年ジャンプに5年間連載された異色のコメディなんです。主人公の磯部磯兵衛は、刀を差した立派な浪人の格好をしているのに、中身は就職できない・金がない・やる気も出ない、典型的なダメ人間。時代劇の絵柄で描かれているのに、悩んでいることは「今日何して過ごそう」「親に小言を言われた」「友達が先に出世した」という、令和を生きる私たちと全く同じなんですよ。

このギャップが笑えるんです。侍の世界なのに誰も刀を抜かない。チャンバラもない。あるのは、長屋でゴロゴロする磯兵衛と、彼を心配する家族、呆れながらも付き合ってくれる友人たちの、ゆるくて優しい日常だけ。でもこの「何も起きない感じ」が、読んでいるうちにじわじわと心地よくなってくるんです。

週刊少年ジャンプという、バトルと努力と勝利の雑誌で、主人公が何も成し遂げないまま16巻完結した奇跡の作品。第60回小学館漫画賞を受賞し、アニメ化も映画化もされた実力派なんです。

何もしたくない日、やる気が出ない朝、人生に疲れた夜。そんな時に読むと、磯兵衛のダメっぷりが妙に癒やしてくれるんですよ。「こんな生き方もあるよな」って、肩の力が抜けていく感覚を味わってください。

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よくある質問

『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』は全何巻?

全16巻で完結済みです。