『矢野くんの普通の日々』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
矢野くんは、特別でも何でもない、どこにでもいるような普通の高校生だ。恋に友情に、ときに空回りしながら、それでも真っ直ぐに日常を過ごしていく。派手な事件もなければ、劇的な展開もない。あるのは、誰もが経験したことのある、ささやかで愛おしい学校生活の断片。矢野くんと彼を取り巻く人々が織りなす、何気ない日々の物語……。
作者は『BASARA』『7SEEDS』で知られる田村由美。壮大な世界観と緻密な群像劇を得意とする彼女が、本作で描くのは高校生の日常です。しかしそこには、やはり田村由美ならではの人物造形の確かさがある。登場人物たちは誰もが「どこかで見たことがある顔」でありながら、一人ひとりが固有の温度を持っている。淡々とした日常の積み重ねの中に、成長や気づきの瞬間がさりげなく挿入され、読者は矢野くんたちと同じ目線で時間を過ごすことになる。Comic Daysで連載中の本作は、既刊11巻。スクールライフものとしては珍しい、静かで誠実な語り口が魅力だ。
何でもない日々の、かけがえのなさ。読み終えたあと、きっとあなたも自分の「普通」を愛おしく思えるはずです。
まだ読んでいないあなたへ
『BASARA』『7SEEDS』の田村由美が、普通の日常を描く。
この一文だけで驚きませんか。壮大な歴史ロマンや終末サバイバルを描いてきた作家が、なぜ「普通の日々」なんです。でもこれが、とんでもなく面白いんですよ。
タイトルの「矢野くん」が誰で、どんな「普通」を送っているのか。それすら語らせてくれないこの作品の懐の深さが、読み始めて数ページで分かります。田村由美は何十年もかけて人間を描き続けてきた人なんです。その視線が日常に向いたとき、誰も気づかなかった感情の揺れが、ページの隅々から立ち上がってくるんです。
青年誌に連載中で、既刊11巻。コメディでありロマンスであり、学校生活を舞台にした物語。でもジャンル分けなんて意味がないくらい、この作品は「生きている人間」を描いています。笑えるシーンで胸が締め付けられたり、何気ない会話に涙が出そうになったり。そういう体験が、この漫画にはあるんです。
大作を期待して手に取ると面食らうかもしれません。でも1巻を読み終えたとき、あなたは気づきます。「普通」という名の奇跡を、田村由美ほど解像度高く描ける作家はいないって。
読んでください。この「普通」が、あなたの特別になるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『矢野くんの普通の日々』は全何巻?
現在11巻まで刊行中です。