『瞳ちゃんは人見知り』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
身長182センチの巨躯に恵まれながら、極度の人見知りで他人と目を合わせることすらできない女子高生・瞳。彼女の前に現れたのは、身長差30センチ以上の小柄な年下男子だった。この「見た目と中身の落差」が生む喜劇と、静かに芽生える感情の揺れを描いた学園ラブコメディが、既刊12巻をもって2020年に完結を迎えている。
夏海ちょりすけが2017年からManga Crossで連載し、第1回Manga Cross漫画大賞を受賞した本作は、身長差カップルという記号的設定を、キャラクター造形の深掘りへと昇華させた点が評価に値する。瞳の人見知りは単なる萌え要素ではなく、巨体ゆえの視線のプレッシャーや、期待される「強さ」とのギャップから生まれた心の防衛機構として描かれます。相手が年下男子であることで生まれる立場の逆転劇も、青年誌らしい繊細さで描写されている。日常の些細な出来事を丁寧に拾い上げるスライス・オブ・ライフの手法が、二人の距離の縮まり方にリアリティを与えているのです。
内気な巨人と年下男子という組み合わせの妙味を、3年間かけてじっくり描ききった一作。電子書籍でも広く読まれている本作を、まだ手に取っていないなら今が好機です。
まだ読んでいないあなたへ
身長161cmの瞳ちゃんと、身長143cmの後輩男子。
この数字が全てを物語ってるんです。
人見知りで口下手な大学生の瞳ちゃんは、小柄な後輩くんに懐かれて、断れないまま一緒に過ごすようになります。身長差18cm、立場は先輩と後輩。なのに、どう見ても彼女が守られてる側なんですよ。顔を真っ赤にして視線を泳がせる瞳ちゃんと、そんな彼女をニコニコ見上げる後輩くん。この絵面だけで心が潤うんです。
「人見知り」というタイトルですが、これ、ただのシャイな子の話じゃありません。誰かと親しくなりたいのに一歩が踏み出せない、言いたいことがあるのに言葉が出てこない、そういう不器用さが痛いほど丁寧に描かれていて。でも後輩くんは、そんな彼女の沈黙の意味を読み取って、無理に喋らせようとしないんです。二人の間に流れる空気が、とにかく優しいんですよ。
Manga Cross第1回漫画大賞を受賞した本作は、既刊12巻。2017年から2020年まで連載された、完成された物語です。
派手な展開はありません。でも、ページをめくるたびに胸がじんわり温かくなる。そういう作品なんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『瞳ちゃんは人見知り』は全何巻?
全12巻で完結済みです。