『真月譚 月姫』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
幼い頃の事故で死線を彷徨い、特殊な「直死の魔眼」を得た高校生・遠野志貴。平穏な学園生活を送る彼の前に、ある日突然現れた金髪の吸血鬼。理性を失ったかのように彼女を殺害してしまうが、翌日、彼女は何事もなかったかのように志貴の前に姿を現す。記憶の欠落、繰り返される殺人衝動、そして明かされる自身の出生の秘密……。
Type-Moonによる伝奇ビジュアルノベルの金字塔を、佐々木少年が漫画化した本作は、2000年代初頭の伝奇ブームを牽引した作品です。コミック電撃大王にて2000年から2003年まで連載され、第7回電撃大賞を受賞。原作の持つ独特の世界観——吸血鬼と魔術が交錯する退廃的な舞台、死の線が視える「魔眼」の設定、そして血みどろの戦闘描写を、漫画ならではの視覚的演出で再構築しています。後に『Fate/stay night』『空の境界』といったType-Moon作品群が広く知られるようになりますが、本作はその原点とも言える位置づけにあり、既に完成されたキャラクター造形と物語構造を提示していました。佐々木少年の線の細い作画は、原作の持つ耽美的かつ残酷な雰囲気を的確に表現しています。
既刊10巻。2003年にはアニメ化もされ、海外でも英語版・中国語版など多言語展開されています。Type-Moon世界の入口として、今なお色褪せない一作です。
まだ読んでいないあなたへ
既刊10巻。
2000年から2003年の連載で、今なお語り継がれる作品があるんです。
『真月譚 月姫』。この漫画を読むと、「死の線が見える」という能力がどれほど呪いに近いものか、身体の芯まで理解できます。普通の高校生だった主人公が、ある日を境に、あらゆる存在の「終わり」を視覚化してしまう。人も物も、触れればそこから崩壊していく。眼鏡をかけなければ日常すら送れない、そんな異能を背負った少年の物語なんです。
そこへ現れる吸血鬼。記憶の欠落。夜の街で繰り返される殺人。学園生活の裏側で、主人公は自分が何者なのかすら分からないまま、超常の世界へ引きずり込まれていきます。
Type-Moonと佐々木少年が描き出すのは、美麗でありながら容赦なく残酷な世界です。血と肉の生々しさを隠さず、それでいて不思議な美しさを湛えている。ビジュアルノベル原作の空気感を、コマ割りと画力で見事に漫画へ昇華させているんですよ。
この作品が第7回電撃大賞を受賞し、アニメ化され、2021年に実写映画化されたのには理由があります。20年以上前の連載開始から、『Fate/stay night』や『空の境界』へと続くType-Moon作品の原点として、今も新しい読者を獲得し続けているんです。
不死の存在と向き合うとき、人は何を選ぶのか。10巻で描かれる答えを、ぜひその目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『真月譚 月姫』は全何巻?
全10巻で完結済みです。