疾風の勇人』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

戦後日本を支えた一人の政治家、池田勇人。大蔵官僚から政界へ転じ、「所得倍増計画」を掲げて高度経済成長の礎を築いた男の生涯を描く。権力の座に立つまでの苦闘、政敵との駆け引き、そして病に倒れるまで——国家のために走り続けた人間の物語がここにある。

大和田秀樹は日本の近代史を題材にした作品を多く手がける作家だが、本作はその代表作として第1回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。政治家の伝記でありながら、権力闘争の生々しさと人間の脆さを同時に描き出す手腕が光ります。経済政策の理念を語るだけでなく、池田勇人という個人の葛藤や決断の瞬間を丁寧に掬い取ることで、教科書には載らない「政治家の実像」を浮かび上がらせている。モーニング誌上で連載され、1970年には映画化もされた本作は、単なる伝記漫画の枠を超え、戦後日本という時代そのものを問い直す作品として機能しています。

既刊7巻。歴史の教材としても利用される本作ですが、何より一人の人間が国家と向き合った記録として読む価値があります。

まだ読んでいないあなたへ

手塚治虫文化賞マンガ大賞、第1回受賞作。

1960年代、日本がまだ焼け跡の記憶を引きずっていた時代に、一人の政治家が「所得倍増」という途方もない目標を掲げたんです。周囲は笑った。無謀だと。でもその男は本気でした。この国の未来を、数字じゃなく人々の暮らしで考えていたから。

『疾風の勇人』は、戦後日本の経済発展を牽引した池田勇人という実在の政治家を描いた作品です。既刊7巻。けれど、これは偉人伝でも歴史教材でもありません。一人の人間が、巨大な権力と向き合い、国民の未来と自分の信念の間で苦悩し、それでも前に進む姿を描いた、血の通った人間ドラマなんです。

政治の世界で生きるということは、正しさだけでは済まされない。妥協し、時に手を汚し、それでも譲れない一線を守り抜く。そのリアルな葛藤が、ページをめくる手を止めさせません。

1965年からモーニングで連載され、1970年には映画化もされた本作。発表から半世紀以上経った今も、リーダーシップとは何か、国を動かすとはどういうことかを、静かに、でも力強く問いかけてきます。

歴史に名を残した男の、歴史には残らない迷いと決断。その重みを、ぜひ体感してください。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『疾風の勇人』は全何巻?

全7巻で完結済みです。