生き残った6人によると』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ゾンビが蔓延した町で、生き残った6人の男女が一軒の家に身を寄せる。外は死者が徘徊し、脱出の見通しは立たない。食料も限られ、救助の気配もない密室で、彼らは生き延びるために協力し、対立し、互いを求め合う。極限状態が剥き出しにするのは、人間の本質か、それとも偽りの絆か……。

山本和音は『ハルタ』で第1回ハルタ漫画賞大賞を受けた本作でデビューを果たした。ゾンビという使い古されたモチーフを選びながら、血飛沫やアクションではなく、閉じ込められた人間関係の機微に焦点を当てた構成が巧みです。サバイバルという非日常が、日常では隠されていた欲望や嫉妬、依存を表面化させていく過程を、淡々としたタッチで描く。誰が誰を求め、誰が誰を利用し、誰が誰を信じられないのか。その関係図が少しずつ変化していく様を追うだけで、読者は息を詰めることになる。

既刊7巻で完結済み。2022年には映画化もされた本作は、海外でも『As the Town is Overrun with Zombies』として出版され好評を得ています。密室劇としてのゾンビものを求めるなら、これ以上の選択肢はないでしょう。

まだ読んでいないあなたへ

ゾンビが町を覆い尽くし、生き残ったのは6人だけ。

この作品が凄いのは、極限状態で「誰と生き延びるか」が「誰を愛するか」と同じ重さを持ってしまうところなんです。食料も安全も限られた中で、人は本当に大切なものを選ばなきゃいけなくなる。その選択が、読んでいるこっちの胸をえぐるんですよ。

山本和音が描くのは、派手なアクションじゃない。閉ざされた空間で6人が抱える感情の揺れ、言葉にできない想い、そして誰かを守るために誰かを切り捨てる瞬間の痛み。生き残るために必要なのは武器でも知識でもなく、結局は「人との関係」なんだと突きつけられます。

第1回ハルタ漫画賞大賞受賞、2022年には映画化もされた本作。英語版も出て海外でも評価されているのは、この「極限下の人間ドラマ」が言語を超えて刺さるからでしょう。

既刊7巻。ページをめくる手が震えるほど緊張感があって、それでいて誰かを想う気持ちに胸が熱くなる。そんな読書体験、なかなかできないですよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『生き残った6人によると』は全何巻?

全7巻で完結済みです。