『生きとし生ける』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
「生きとし生ける」は、日常の些細な出来事と人間関係の機微を丁寧に掬い取る青年ドラマだ。特別な事件が起こるわけでもなく、劇的な展開があるわけでもない。ただそこには、誰もが経験したことのある迷いや葛藤、小さな変化と成長が静かに積み重ねられていく……。
HASEGAWA Miraiは「作品A」「作品B」で既に日常を描く確かな筆致を示してきた作家である。本作でもその手腕は変わらず、むしろ一層の深みを増している。登場人物たちの何気ない会話、ふとした表情の変化、言葉にならない感情の揺れ――そうした日常の断片を丁寧に拾い上げ、読者の胸に静かに響かせるのです。派手さはないが、読み終えた後にじんわりと余韻が残る。そういう作品を描ける作家は、実はそう多くない。
Comiplexでの連載は既刊3巻を数え、海外でも翻訳版が一定の評価を受けている。劇的な展開を求めるなら物足りないかもしれません。でも、日常の中にある小さな輝きを見つけたいなら、この作品は間違いなくあなたの心に届きます。
まだ読んでいないあなたへ
何も起きない日々に、こんなにも名前をつけられるんだと知った漫画です。
HASEGAWA Miraiが描くのは、派手な事件も恋の成就もない、ただ誰かと過ごして、少し考えて、また明日を迎える——そういう時間なんです。でもページをめくるたびに「ああ、自分もこんな顔してたな」って思い出す瞬間が次々に現れて、気づけば胸の奥がざわついてる。他人の日常を覗いているはずなのに、なぜか自分の記憶まで引きずり出されるんですよ。
既刊3巻、連載中。青年誌「Comiplex」で続いているこの作品、海外でも翻訳されて静かに広がってるんですが、それも納得なんです。言葉にならない感情を、セリフじゃなくて余白で語る。この作家にしか切り取れない「生きてる手触り」があるんです。
ドラマチックな展開を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。でも、自分の人生にもちゃんと輪郭があったんだって気づきたい人には、これ以上ない一冊なんです。
読み終わったあと、いつもの道がほんの少しだけ違って見える。そんな体験、してみてください。
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よくある質問
『生きとし生ける』は全何巻?
現在3巻まで刊行中です。