『王子様と灰色の日々』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
山中ヒコのデビュー作にして第1回ARIA漫画大賞受賞作。ARIA誌上で2005年から2006年にかけて連載され、既刊4巻。物語の舞台は学園、そこで繰り広げられる恋愛と自己発見のドラマだ。家族、社会的地位といったテーマが絡み合い、主人公の日々を灰色に染めていく……。
デビュー作でいきなり賞を獲るというのは、それだけ編集部の期待が大きかったということです。山中ヒコはその後『青の王子様』でもキャリアを重ねていきますが、本作はその原点。ジェンダーベンダーという仕掛けを軸に、少女漫画の王道である恋愛と成長を描き切った手腕は確かなものでした。2007年には実写映画化され、台湾では累計50万部を超える売上を記録。韓国、アメリカでも翻訳出版されるなど、海外展開も成功しています。台湾ではアニメ化も決定しており、国内外で評価された作品であることは間違いない。
デビュー作が賞を獲り、映画化され、海外でも売れる。そんな作家のスタート地点を、ぜひ確かめてください。
まだ読んでいないあなたへ
第1回ARIA漫画大賞の受賞作。
映画化もされた作品です。
「王子様」というタイトルから想像する甘いだけの物語じゃないんです。このタイトルには、ある切実な意味が込められていて、それが分かったとき、この4巻に詰まった物語の重さが一気に伝わってくるんですよ。
舞台は学園。でも、普通の学園生活を描いた話ではありません。主人公が抱えているのは、家族のこと、自分が何者なのかという問い、そして誰かを好きになるということの意味。10代の揺れ動く心が、山中ヒコさんの筆で驚くほど繊細に描き出されているんです。
この作品の凄いところは、恋愛と自己発見が別々のテーマじゃなく、完全に一体化しているところなんですよね。誰かを好きになることが、自分を見つめ直すきっかけになる。自分と向き合うことが、人を愛する勇気につながっていく。読んでいると、甘酸っぱさと切なさが同時に胸に迫ってきて、ページを繰る手が止まらなくなります。
連載終了から15年以上経った今も、台湾では累計50万部を超え、各国で翻訳されている理由が、読めば分かるはずです。たった4巻の中に、10代の誰もが一度は感じる痛みと希望が、ぎゅっと詰まっているから。
灰色の日々に、光が差し込む瞬間を目撃してください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『王子様と灰色の日々』は全何巻?
全4巻で完結済みです。