『王国の子』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
王位継承を巡る陰謀渦巻く王国で、ある少女が男児として育てられる。血統ゆえに命を狙われ、身を隠すために性を偽り、やがてその運命は国の行く末をも左右していく。虚構の性を生きることで見えてくる宮廷の裏側、権力の本質。少女は成長し、やがて自らの意志で歴史に立ち向かう……。
Bikkeは『月の子』でもファンタジー世界における歴史的物語を描いてきた作家だが、本作では身代わりという設定を軸に、単なる宮廷劇を超えた深みを持たせている。ジェンダーベンダーものは数あれど、これほど「性を偽る」行為そのものが物語の核心と結びついた作品は少ない。陰謀と成長、ロマンスとトラジェディが絡み合い、読者を欺くことなく緻密に構成された展開は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞の受賞も納得です。2015年には映画化もされ、英語やフランス語など多言語に翻訳されるなど、国内外で支持を集めた。
既刊9巻。偽りの身分で生きることの重さと、それでも前に進む勇気を描き切った傑作です。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この一行が、どれほど重い意味を持つか知っていますか。
「王国の子」は、ある"身代わり"から始まる物語なんです。王位継承という血塗られた玉座を巡って、誰が本当の敵で、誰が味方なのか。読み進めるほどに足元が揺らぐこの感覚を、あなたはきっと経験したことがない。主人公が自分の運命に抗い、這い上がろうとする姿は、決してヒロイックではないんですよ。痛々しくて、見ていられないほど必死で、だからこそ目が離せなくなる。
巻を重ねるごとに、最初は見えなかった人間関係の糸が複雑に絡まり合い、やがてひとつの残酷な真実へと収束していきます。登場人物の誰一人として「良い人」「悪い人」で割り切れない。全員が切実な理由を抱えて動いているから、読んでいるこちらの感情が何度もひっくり返されるんです。
映画化され、多言語に翻訳され、世界中で読まれている理由がわかります。これは"歴史もの"でも"ロマンス"でもなく、人間の尊厳と生存を賭けた戦いの記録なんです。
既刊9巻。この先に待つ結末を、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『王国の子』は全何巻?
全9巻で完結済みです。