『獣の奏者』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
獣と人間が共存する世界で、母を失った少女エリンは、王獣と呼ばれる生物と特別な絆を結ぶ才能を持つ。彼女の能力は、やがて国の運命を左右する力となっていく。人と獣の関係、そして己の才能と向き合う少女の成長を描いた物語が、ここに展開される……。
児童文学の金字塔『精霊の守り人』で知られる上橋菜穂子の代表作を、武本糸会が漫画化したのが本作です。文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞という評価が示すとおり、ファンタジー世界の構築力と人間ドラマの厚みは少年誌の枠を超えている。原作が持つ重厚な世界観を、緻密な画で再現しながら、動物との交感という普遍的なテーマを丁寧に描き出す手腕は見事。少年シリウスでの連載ながら、性別を問わず読者を獲得したのは、エリンという主人公の強さが、暴力や特殊能力ではなく、他者への理解と覚悟に根ざしているからでしょう。
既刊11巻で完結したこの作品は、アニメ化もされ海外でも翻訳されています。骨太なファンタジーを求めるなら、今こそ手に取るべき一作です。
まだ読んでいないあなたへ
文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。
この一行が物語る重みを、あなたはページを開いた瞬間に理解することになります。『精霊の守り人』で知られる上橋菜穂子が原作を手がけた本作は、ファンタジーの皮を被った、命と向き合う物語なんです。
主人公エリンが対峙するのは、人間の言葉が通じない「獣」たち。彼女は特別な才能を持っているわけじゃない。ただ、目の前の生き物を本気で理解しようとする。その姿勢が、やがて国を揺るがす力になっていく。動物とのコミュニケーションを描いた作品は数あれど、ここまで「分かり合えない」ことの苦しさと、それでも「分かろうとする」ことの尊さを描き切った作品はありません。
戦争、政治、差別、そして生と死。重いテーマが確かにそこにあるのに、読後感は不思議と清々しいんです。それは、この物語が「正解」を押し付けないから。エリンが出す答えは、読む人の数だけ解釈がある。だから10代が読んでも、大人が読んでも、それぞれ違う衝撃を受けるんですよ。
既刊11巻。アニメ化もされ、海外でも「The Beast Player」として翻訳されるほど評価された作品です。少年漫画の棚にありながら、性別も年齢も関係なく、本当に多くの人の心を掴んできました。
一人の少女と獣たちの物語が、あなたの中で何を動かすのか。それを確かめずにはいられなくなるはずです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『獣の奏者』は全何巻?
全11巻で完結済みです。