煙たい話』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

煙草の煙が立ち上る空間で、人々の何気ない会話が始まる。HAYASHI Fumiyaが描くのは、喫煙所や喫茶店といった「煙の漂う場所」を舞台にした、大人たちの日常だ。仕事帰り、休憩時間、偶然の出会い——そこで交わされる言葉は、時に重く、時に軽やかで、しかし確実に誰かの心を動かしていく。

Comisolで2021年から連載中の本作は、次にくるマンガ大賞Webマンガ部門にノミネートされた実績を持つ。著者は女性向け作品を数多く手がけてきた作家で、特に日常を切り取る手腕に定評がある。本作の巧みさは、「煙たい場所」という限定されたシチュエーションを軸に、多様な人間模様を描き分ける構成力にあります。喫煙所という、社会的にはやや肩身の狭い空間が、逆に人と人との距離を縮める装置として機能する。会話のテンポ、間の取り方、表情の機微——どれもが計算され、読者は登場人物たちの心の揺れを自然と追体験していく。海外の漫画ファンからも注目を集めているのは、この普遍的な人間観察の鋭さゆえでしょう。

既刊6巻、連載は続いています。煙の向こうに見える、誰かの本音を覗いてみませんか。

まだ読んでいないあなたへ

既刊6巻。

タイトルだけ見て、何の話かピンと来ますか?

私も最初そうでした。でも1ページ目から、この「煙たさ」の正体に引き込まれたんです。これは煙草の話じゃない。言いたいことが言えない空気、本音を飲み込む瞬間、関係性の中で生まれる気まずさ——そういう、誰もが日常で感じているのに言語化できなかった感情を、ページの隅々まで丁寧に掬い取っている作品なんです。

作者のHAYASHI Fumiyaさんは、女性の日常を描く手腕で定評のある方。この作品でも、その観察眼が遺憾なく発揮されています。何気ない会話、ふとした表情の変化、誰かと過ごす部屋の空気感——全てが嘘じゃないリアルさで迫ってくる。「あ、これ私も経験ある」って、読みながら何度も胸がざわつくんです。

次にくるマンガ大賞Webマンガ部門にノミネートされたのも納得で、海外の漫画ファンからも注目を集めているそう。日常系でありながら、ただ優しいだけじゃない。人と人が関わる以上、必ず生まれる摩擦や葛藤を、目を逸らさずに描いているから。

読み終わると、自分の周りの人間関係を、少し違う角度から見つめ直したくなります。それがこの作品の不思議な力なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『煙たい話』は全何巻?

現在6巻まで刊行中です。