渋谷金魚』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

渋谷のスクランブル交差点で、突如として巨大な人喰い金魚が出現した。逃げ場を失った若者たちは、次々と丸呑みにされていく。主人公たちは、この異常事態の中で生き延びるため、限られた情報と武器を頼りに行動を開始する。しかし、金魚は一匹ではない。渋谷という閉鎖空間で、彼らは何を目撃し、何を選択するのか……。

本作は第1回ガンガンJOKER漫画大賞を受賞した青井ひろみによるサバイバルホラーだ。都市伝説的な設定を持ち込みながら、極限状態に置かれた人間の本性を容赦なく描き出す。金魚という一見ユーモラスなモチーフが、巨大化し牙を剥くことで生まれる不条理な恐怖は、他のパニックものとは一線を画している。サバイバルアクションを得意とする作者の手腕が、閉鎖された渋谷という舞台設定と相まって、緊張感を持続させる。登場人物たちの選択が、時に救いとなり、時に破滅を招く。その繰り返しが、読者に問いを突きつける構造になっています。

既刊11巻で完結したこの作品は、ガンガンJOKERらしい尖った企画性と、少年誌としての読みやすさを両立させた一作です。都市伝説という枠組みで語られる人間ドラマを、ぜひ体験してください。

まだ読んでいないあなたへ

渋谷の街で、人喰い金魚が泳いでいるんです。

空中を。ビルの谷間を。スクランブル交差点の真上を。体長数メートルの巨大な金魚が群れをなして回遊し、逃げ惑う人間を次々と丸呑みにしていく。この設定だけで「バカバカしい」と笑う人もいるでしょう。でも、笑えるのは最初の3ページまでです。4ページ目からは、息をするのを忘れます。

この漫画が恐ろしいのは、金魚そのものじゃないんです。突然日常が破壊された時、人間がどう変わっていくのか。仲間を見捨てる者、守ろうとする者、狂っていく者。極限状態で剥き出しになる人間の本性を、青井ひろみは容赦なく描き切っています。

既刊11巻。第1回ガンガンJOKER漫画大賞を受賞した本作は、ただのパニックホラーじゃありません。渋谷という誰もが知る街が舞台だからこそ、リアリティが違う。ファッションビルの中、地下街、高架下。知ってる場所で人が喰われる恐怖は、想像の十倍重たいんです。

金魚というモチーフの異様さと、そこに込められた皮肉。お祭りの金魚すくいで愛でられる存在が、人間を捕食する側に回る。この逆転が、どこまでも不気味で、どこまでも象徴的なんです。

生き延びることの醜さも、美しさも。この作品は両方見せてくれます。読後、あなたの中で何かが変わりますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『渋谷金魚』は全何巻?

全11巻で完結済みです。