清々と』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

舞台は高校。主人公は、日常の中で揺れ動く心を抱えながら、仲間との関係を通じて自分自身を見つめ直していく。特別な事件が起こるわけではない。ただ、誰もが経験する迷いや戸惑いが、丁寧に切り取られていく……。

谷川史子の名は、『青い鳥の歌』『君と僕の間に』で繊細な人間模様を描いてきた読者には馴染み深いだろう。本作もまた、その系譜に連なる一作だ。ヤングキングアワーズ誌上で2018年から2020年まで連載され、既刊4巻。第1回マンガ大賞を受賞した事実が、作品の質を物語っている。派手な展開はない。しかし、登場人物たちの些細な言葉や表情の変化が、読み手の胸を静かに揺さぶります。何気ない日常の積み重ねが、やがて確かな成長へと繋がっていく様を、谷川は淡々と、しかし確信を持って描き出す。

青春の息遣いを、これほど誠実に掬い取った作品は稀です。全4巻という長さも、物語に過不足ない充実感を与えています。

まだ読んでいないあなたへ

既刊4巻で、マンガ大賞を獲った作品があるんです。

谷川史子が描くこの物語、何が起きるわけでもない日常を、こんなにも尊く切なく描けるものかと震えるんですよ。主人公たちの大学生活を通して、私たちが普段言葉にできずに飲み込んでいる感情が、驚くほど繊細な筆致で浮かび上がってくる。友だちとの何気ない会話の裏側に揺れる心、好きな人の前で装う自分、誰にも見せない弱さ。そういう「言えない何か」が、ページをめくるたびに胸に迫ってくるんです。

谷川史子の描く人物って、完璧じゃないんですよね。むしろ不器用で、傷つきやすくて、でもそれでも前を向こうともがいている。その姿が妙にリアルで、読んでいると「ああ、自分もこうだったな」って何度も立ち止まらされる。

派手な展開はありません。でも、登場人物が一歩踏み出す瞬間、誰かの優しさに救われる場面、そっと涙をぬぐうシーン。そのひとつひとつが、まるで自分の記憶を覗かれているような感覚になるんです。

「青い鳥の歌」「君と僕の間に」で心を掴まれた人なら、この作品も絶対に刺さります。ヤングキングアワーズで連載された青春の記録を、今こそ手に取ってほしいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『清々と』は全何巻?

全4巻で完結済みです。