『深夜食堂』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
新宿の片隅、夜だけ営業する小さな食堂。メニューは豚汁定食と酒、あとは「できるものなら作る」。そこに集まるのは、ヤクザ、ストリッパー、サラリーマン、ゲイのカップル――夜の街に生きる人々だ。マスターは黙って注文を聞き、黙って料理を出す。カウンター越しに交わされる何気ない会話、ふとこぼれる昔話。一品の料理をきっかけに、それぞれの人生が静かに浮かび上がる。
安倍夜郎が2006年から「ビッグコミックオリジナル」で連載を続ける本作は、既刊30巻を数える長寿作品です。第55回小学館漫画賞、第39回日本漫画家協会賞大賞を受賞し、アニメ化、実写映画化も果たしました。特筆すべきは海外での評価で、台湾では2015年公開の日本映画で興行1位、韓国では2000年以降の同規模公開作品で歴代1位という記録を残しています。食堂という舞台装置の普遍性が、国境を越えて人々の心を掴んだ証でしょう。派手な展開も大きな事件もない。だが、卵焼き一つ、ナポリタン一皿に込められた記憶と感情が、読む者の胸を静かに打つ。この作品が描くのは、夜に生きる人々の孤独と優しさです。
あなたにも、忘れられない一皿があるはずです。
まだ読んでいないあなたへ
既刊30巻、そして2006年から連載中。
真夜中にだけ開く小さな食堂で、常連客たちがリクエストする一品の料理。その料理にまつわる人生の断片が、静かに語られていくんです。猫舌だから冷めるまで待つしかない男、卵焼きの甘さにこだわる理由を持つ女、ナポリタンを食べながら涙を流す初老のサラリーマン。誰もが抱える小さな傷、ささやかな喜び、言葉にならない想いが、一皿の料理を通して浮かび上がってくる。
マスターは多くを語りません。ただ黙々と注文の品を作り、客の話に耳を傾けるだけ。でもその寡黙さが、かえって人の心を解きほぐしていくんですよ。派手な事件も大きな展開もない。あるのは、あなたの隣に座っているかもしれない誰かの、ありふれた日常だけなんです。
第55回小学館漫画賞、第39回日本漫画家協会賞大賞を受賞し、台湾・韓国でも記録的なヒットを記録した作品。アジア全域で愛される理由は、国籍を超えて誰もが経験する「人生の味」を描いているから。
読み終えたとき、今夜はいつもより丁寧にご飯を作ろうと思うはずです。そして誰かと、何気ない話がしたくなる。この漫画は、あなたの日常を少しだけ愛おしく変えてくれるんです。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『深夜食堂』は全何巻?
現在30巻まで刊行中です。