『淀川ベルトコンベア・ガール』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
記憶を失った少女が淀川の河川敷で目覚める。手がかりは何もない。名前も、過去も、帰る場所さえも。彼女を拾ったのは、川沿いで暮らす青年だった。二人の奇妙な共同生活が始まる。失われた記憶を探す日々の中で、少女は少しずつ「今」を生きることを覚えていく。やがて芽生える感情は、果たして取り戻すべき過去への執着なのか、それとも……。
MURAKAMI Katsuraのデビュー作である本作は、第1回月刊スピリッツ新人漫画賞で佳作を受賞し、Gekkan! Spiritsに連載された。記憶喪失という古典的なモチーフを扱いながら、淀川という具体的な土地の空気感を丁寧に描き込むことで、物語に独特の質感を与えている。説明に頼らず、日常の断片を積み重ねながら登場人物の心情を浮かび上がらせる手法は、青年漫画としての成熟を感じさせます。2022年にはスタジオジブリによるアニメ化、2023年には実写映画化も果たし、アメリカ、フランス、韓国などでも翻訳版が刊行されるなど、国内外で高い評価を得た。
既刊3巻。失われた記憶と、新しく紡がれる関係のあいだで揺れる心の機微を、ぜひ体感してください。
まだ読んでいないあなたへ
デビュー作でいきなりジブリがアニメ化、翌年に実写映画化。
MURAKAMI Katsuraのこの作品、何がそこまで創り手たちの心を掴んだのか。読めば分かるんです。記憶を失った主人公が淀川のほとりで目覚めるところから物語は始まるんですが、ありがちな「記憶喪失もの」とは一線を画してるんですよ。
失った記憶を取り戻すための物語じゃない。むしろ、何も覚えていない状態から新しく人を好きになっていく過程が、恐ろしいほど丁寧に描かれていくんです。誰かを愛するって、過去の積み重ねがなくたって、今この瞬間の感情だけで成立するんだって気づかされる。
月刊スピリッツ新人漫画賞の佳作から世に出て、アメリカ、フランス、韓国でも翻訳されて。言語の壁を越えて届くってことは、そこに普遍的な何かがあるってことなんですよね。
既刊3巻。一気に読める巻数だからこそ、この濃密な感情の渦に飛び込むには今が最高のタイミングです。読み終わったとき、あなたの中で「恋」の定義が少し変わってると思いますよ。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『淀川ベルトコンベア・ガール』は全何巻?
全3巻で完結済みです。