『海街diary』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
鎌倉の古い家で暮らす三姉妹のもとに、父の葬儀をきっかけに異母妹が訪ねてくる。長女・次女・三女、そして中学生の四女。血のつながりはあっても、育った環境も母親も異なる四人が、ひとつ屋根の下で暮らし始める。梅酒を仕込み、しらす丼を囲み、季節の移ろいとともに日々を重ねていく。派手な事件もなければ、劇的な和解もない。ただ、少しずつ距離が縮まっていく。
吉田秋生は『BANANA FISH』『YASHA』といったハードボイルドで知られる作家だが、本作では一転して穏やかな日常を描く。とはいえ、その筆致は甘くない。複雑な家族の歴史、それぞれの葛藤を丁寧に掬い上げながら、安易な美談には落とし込まない。鎌倉という土地の空気、四季折々の食卓、何気ない会話の端々に宿る感情の機微。こうした積み重ねが、家族とは何かを静かに問いかけてくる。文化庁メディア芸術祭で二度の大賞受賞、そして是枝裕和監督による映画化も納得の完成度です。
既刊9巻で完結したこの物語は、派手さはないけれど、確かな余韻を残します。姉妹たちの明日を、あなたも見届けてみませんか。
まだ読んでいないあなたへ
9巻で完結。
吉田秋生が10年をかけて描いた、鎌倉の四姉妹の物語です。
父の葬式で初めて会った異母妹を、三姉妹が鎌倉の家に迎え入れる。ただそれだけの始まりなんです。派手な事件も魔法も起きない。朝ごはんを作って、梅酒を漬けて、しらす丼を食べて、桜を見上げる。でも、読んでいるとなぜか涙が出てくる。誰かの横顔を見つめるコマ、テーブルに並んだ四つの湯呑み、縁側から見える夕焼け——それらが積み重なって、気づいたら胸がいっぱいになっているんです。
この作品が特別なのは、「家族」を理想化しないこと。親の再婚、複雑な血縁、それぞれが抱える傷。綺麗事では済まないものを正面から描きながら、それでも「一緒に暮らす」ことの尊さを信じている。四人が同じ屋根の下で過ごす日々が、読む人の心に確かな温もりを残していくんです。
文化庁メディア芸術祭で二度も大賞を受賞し、是枝裕和監督が実写映画化した理由がわかります。『BANANA FISH』『YASHA』で知られる吉田秋生が、人生の機微を描く筆で紡いだ最高傑作。
季節が巡り、四姉妹が変わっていく。そのかけがえのなさを、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『海街diary』は全何巻?
全9巻で完結済みです。