江戸前エルフ』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

東京都中央区月島。この下町の氏神様は、金髪碧眼のエルフである。400年前の江戸時代に召喚されて以来、社に引きこもり続けるエルフと、その巫女を務める女子高生・小金井小糸の、まったりした日常が描かれる。引きこもりのエルフは江戸の記憶を語り、小糸はそれを聞きながらツッコミを入れる。神様なのにポテチが好物で、ゲームに夢中になり、外出を嫌がる。そんな異文化交流が、月島という土地の歴史と共に静かに展開していく……。

鎧田は神奈川を舞台にエルフと人間の交流を描いてきた作家だが、本作では東京・月島に舞台を移し、「土地の記憶」という新たな軸を加えた。江戸時代から現代まで生きてきたエルフの視点を通じて、下町の変遷が浮かび上がる仕掛けです。コメディとして笑えるのはもちろん、歴史好きには思わぬ発見があり、日常系としての心地よさも備えている。週刊少年マガジンエッジという媒体で、少年誌でありながら落ち着いたテンポを保ち続けているのも見事でしょう。

2024年にアニメ化、2025年には実写映画化と、メディア展開が続く本作。既刊12巻、まだまだ続くこの穏やかな時間に、あなたも浸ってみてはいかがでしょうか。

まだ読んでいないあなたへ

江戸時代から400年、ずっと引きこもってるエルフがいるんです。

東京・月島の小さな神社。そこに祀られているのは、金髪碧眼の異世界エルフ。でも神々しさのカケラもなくて、畳の上でゲームして、スナック菓子食べて、外出を全力で拒否する。女子高生の巫女・小金井が「たまには散歩しましょうよ」と誘っても「やだ」。この400歳、完全にダメ人間ならぬダメエルフなんです。

ところがこのエルフ、江戸の記憶は完璧に覚えてる。今はビルが立ち並ぶ交差点を見て「ここ、昔は田んぼだった」とか、老舗の和菓子屋の前で「三代目の職人さんの腕が一番よかったなぁ」とか、しみじみ語り出す。渋々ながら月島の街を歩く二人の会話が、じわじわと心に染みてくるんですよ。

江戸と令和が同居してる下町の空気感が、驚くほど丁寧に描かれてるんです。ファンタジーなのに妙にリアルで、コメディなのに時折グッとくる。そのバランスが絶妙で。

アニメ化に実写映画化。既刊12巻で連載中です。神奈川を舞台にした前作を描いた樋口彰彦による、新しい形の「日常系ファンタジー」。騒がしい冒険も、派手な魔法バトルもありません。あるのは、のんびりした時間と、街の記憶と、ちょっと不思議な同居生活だけ。でもそれがたまらなく心地いいんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『江戸前エルフ』は全何巻?

現在12巻まで刊行中です。