殉国のアルファ~オメガ・ベルサイユ~』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

18世紀のフランス宮廷。この世界には「アルファ」と「オメガ」という生物学的な階級が存在し、それが人々の運命を決定づける。主人公はオメガでありながら、激動の時代の渦中に身を置くことになる。華やかなベルサイユの裏側で、階級と革命、そして愛憎が複雑に絡み合い……。

『Cheese!』で連載中のSHIMAKI Ako。少女漫画の枠組みを借りながら、歴史ロマンスとオメガバース設定を大胆に融合させた本作は、単なるロマンスに留まらない。フランス革命前夜という実在の歴史的背景に、生物学的階級という架空の設定を重ねることで、ジェンダーと身分という二重の抑圧構造を浮かび上がらせている。革命の機運が高まる中、主人公が直面するのは階級闘争だけではない。自らの性と立場をめぐる葛藤が、時代の奔流と絡み合う。ドラマ性とエロティシズムの配分も計算されており、宮廷という密室が生む緊張感が読者を引きつける。既刊5巻、物語はいまだ収束の兆しを見せない。

歴史の教科書には載らない、もうひとつのベルサイユがここにあります。

まだ読んでいないあなたへ

オメガバースで描かれるフランス革命、と聞いただけで心が騒ぎませんか。

『殉国のアルファ~オメガ・ベルサイユ~』は、階級制度が支配する世界で、愛と革命が激しく交錯する物語なんです。舞台は華やかなベルサイユの宮廷から、血と硝煙が満ちる革命期へ。生物学的な運命と、人間としての意志。この二つが真正面からぶつかり合う瞬間を、SHIMAKI Akoさんが圧倒的な筆致で描き切っています。

何より凄いのは、オメガバースという設定を単なる恋愛の舞台装置に留めていないこと。生まれながらの身分、抗えない本能、そして自分の人生を自分で選ぼうとする叫び——これらが革命という時代の激流と重なり合って、読む者の胸に迫ってくるんです。登場人物たちは誰もが、与えられた役割と自らの願いの間で引き裂かれながら、それでも前に進もうとする。その姿があまりにも人間的で、目が離せなくなります。

愛は時に誰かを守る盾になり、時に誰かを縛る鎖にもなる。革命は自由を掲げながら、新たな憎しみも生み出していく。この作品には、そんな人間の矛盾が容赦なく詰め込まれているんです。

既刊5巻、Cheese!にて連載中。歴史とファンタジーが融合した、他では読めない濃密な世界が、あなたを待っています。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『殉国のアルファ~オメガ・ベルサイユ~』は全何巻?

現在5巻まで刊行中です。