『死人の声をきくがよい』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校生の岸田キシは、幼馴染の死体を発見した日を境に、死者の声が聞こえるようになった。校内で起こる不可解な事件。消えない血痕。そして次々と現れる、無念を抱えた死者たち。彼らが語る真実は、生者の理性では測れない領域に踏み込んでいく……。
ひより さちこは本作で第1回チャンピオンREDコミック大賞金賞を受賞し、その後も一貫してホラーとミステリーの融合を追求してきた作家である。学園を舞台にしながら、安易な謎解きやお涙頂戴には逃げない。死者の声が明かすのは、しばしば生者が目を背けたい残酷な事実だ。一話完結型のエピソードを積み重ねながら、キシ自身の変容も丁寧に描かれる。チャンピオンREDという誌面で、少年漫画の枠を大きく踏み越えた本作は、2007年にマッドハウスでアニメ化、2010年には実写映画化もされました。アジア圏でも高く評価され、ホラー漫画の金字塔と称される所以は、表面的な恐怖ではなく、死というテーマを正面から描き切った点にある。
既刊12巻。死者の言葉に耳を傾けるとき、生者の倫理が揺らぎ始めます。
まだ読んでいないあなたへ
既刊12巻。
この作品、2005年から始まって4年半も連載が続き、アニメ化も実写映画化もされたのに、あなたはまだ読んでいないんですか。
死んだ友達の声が聞こえたら、あなたはどうしますか。高校生たちが日常の中で次々と直面する「死」。その向こう側から届く声。この作品が描くのは、幽霊が出てくるだけのホラーでも、謎を解くだけのミステリーでもないんです。友達が死に、その死の意味を問い続ける若者たちの姿なんですよ。
第1回チャンピオンREDコミック大賞で金賞を受賞したこの作品、コメディとホラーとミステリーを学園という舞台で混ぜ合わせながら、一話完結のエピソード形式で読ませていきます。笑える場面もある。けれど底には冷たい死の気配が常に流れていて、ページをめくる指が震えるんです。
アジア圏で「ホラー漫画の金字塔」と評価されているのには理由があります。HIYODORI Sachikoが描くのは、血と肉を持った人間が死んでいく瞬間の痛みと、残された者の喪失なんです。幼馴染だった誰かが、昨日まで笑っていた仲間が、もう二度と戻らない。その重さを、この作品は決して軽くは扱いません。
マッドハウスがアニメ化し、実写映画まで作られた作品です。それだけの訴求力がある。けれど映像で観る前に、まず漫画で読んでほしいんです。HIYODORI Sachikoが紙の上に刻んだ「死者の声」を、あなた自身の目で追ってください。
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よくある質問
『死人の声をきくがよい』は全何巻?
全12巻で完結済みです。