機械仕掛けの愛1』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

ロボットは人を愛せるのか。そして人は、機械の「心」を信じられるのか。業田良家が『ビッグコミック』誌上で2000年から2006年まで描き続けた本作は、ロボットと人間の関係を通して、感情とは何か、自由とは何かを問い続ける連作短編集である。舞台はロボットが日常に溶け込んだ近未来。そこで繰り広げられるのは、派手なアクションでも壮大な陰謀でもない。ただ静かに、ロボットたちが人間らしさを求め、人間たちがロボットに心を見出そうとする、小さな物語の積み重ねだ。

業田良家は『ゴーダ哲学堂』や『自虐の詩』で知られる作家だが、本作と『ロボットの涙』で見せるのは、哲学的なユーモアと切なさが同居する独特の世界観です。ロボットという題材を扱いながら、描かれるのは孤独、つながり、そして人間らしさの輪郭。コメディとドラマが溶け合い、笑いの中に哀しみが、日常の中に問いが潜んでいる。SFでありながらスライス・オブ・ライフという一見矛盾するジャンル分類は、この作品の本質を正確に表している。未来を舞台にしながら、描かれるのは今ここにある人間の姿なのだ。

既刊7巻。長すぎず、短すぎず、問いを投げかけるには十分な分量です。ロボットの物語を通して、自分自身の感情を見つめ直したい方に。

まだ読んでいないあなたへ

2000年、ビッグコミック誌上に一つの問いが投げかけられました。

「ロボットは泣けるか」――業田良家が7年かけて描き切った全7巻の物語なんです。

ロボットを主人公にした作品なのに、SFの装いを借りながら実は徹底的に「人間とは何か」を問うてくる。感情を持たないはずの機械が、人間よりもずっと人間らしく見える瞬間がある。その逆説が、読んでいるこちらの胸を締めつけるんです。

コメディとドラマが同居している不思議なバランス感覚。笑っていたはずなのに、ページをめくった次の瞬間には言葉を失っている。感情を理解しようとするロボットの姿を通して、私たち自身が日々見過ごしている「孤独」や「自由」の意味が浮かび上がってくるんですよ。

業田良家という漫画家は、この作品で一つの到達点を示しました。『ロボットの涙』と並ぶ代表作として、海外でも翻訳され読み継がれている理由がある。それは、国や言語を超えて、誰もが抱える「人間関係のもどかしさ」を描き切っているからなんです。

ビッグコミックという青年誌で、スライス・オブ・ライフの手法を使いながら、これほど深く人の心に届く作品は稀有です。完結済みの全7巻、一気に読める分量だからこそ、ぜひ体験してほしい。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『機械仕掛けの愛1』は全何巻?

全7巻で完結済みです。