『機動戦士ガンダムサンダーボルト』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
一年戦争末期、宇宙に漂う残骸地帯「サンダーボルト宙域」。ここで繰り広げられるのは、地球連邦軍とジオン公国軍の死闘だ。ジャズを聴きながら戦場を駆けるスナイパー、四肢を失った義足のエースパイロット。極限状態で生きる者たちの姿を、太田垣康男が圧倒的な筆致で描き出す。
太田垣康男といえば『ギレン暗殺計画』で既にガンダム世界を手がけてきた作家だが、本作はその集大成というべき作品だ。メカニックの重量感、爆発の衝撃波、装甲が軋む音まで聞こえてきそうな描写力。ガンダムエースで2012年から連載を続け、第1回ガンダムエース大賞を受賞、2015年にはサンライズによってアニメ化もされた。原作に富野由悠季、矢立肇、つしま なおとが名を連ねるこの作品は、宇宙世紀を舞台にしながら独自の解釈で戦争の本質に切り込んでいく。海外でも英語版が出版され、アメリカのガンダムファンから熱狂的な支持を集めているのも頷ける。太田垣の描くモビルスーツ戦は、単なるロボットアクションではない。それは生身の人間が鉄の棺桶に乗り込み、命を削る営みなのだ。
既刊27巻、まだ終わりの見えない戦いが続いています。宇宙の闇で光る火花の向こうに、あなたは何を見るでしょうか。
まだ読んでいないあなたへ
既刊27巻。
ガンダムを知らない人にこそ読んでほしいんです。宇宙空間に漂う残骸地帯で、ジャズを爆音で流しながら戦う連邦のパイロットと、心を無にして任務を遂行するジオンのスナイパー。この二人が出会った瞬間から、戦争の持つ狂気と哀しみが、これ以上ないほどの密度で描かれ始めます。
太田垣康男が描くモビルスーツは、プラモデルのような綺麗さじゃないんです。損傷した装甲、泥にまみれた関節部、戦闘で焼け焦げたマーキング。一機一機が「戦場を生き延びてきた機械」として画面に存在している。そのリアリティが、乗っている人間の命の重さを否応なく突きつけてくる。
戦争漫画なのに、敵味方どちらにも感情移入してしまう構成が凄いんですよ。連邦側の主人公は音楽を心の拠り所にし、ジオン側の主人公は失った手足を義肢で補って戦い続ける。どちらも「生きるため」に引き金を引いているだけなのに、二人の因縁は巻を重ねるごとに深く、そして抜け出せないものになっていく。
2012年から連載が続き、アニメ化もされた本作。ガンダムエース大賞を受賞したのは、単にメカがかっこいいからじゃないんです。戦争という状況が人間から何を奪い、何を歪ませるのか。その問いに、逃げずに向き合い続けているから評価されているんですよね。
ジャズが鳴り響く宇宙で、二人の運命が交錯する。この続きを、あなた自身の目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『機動戦士ガンダムサンダーボルト』は全何巻?
全27巻で完結済みです。