『極楽街』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
都市の裏側には、表には出せない仕事を請け負う者たちがいる。便利屋を営む二人組は、依頼人からの奇妙な依頼を次々と受け、人ならざる存在が跋扈する裏社会の闇へと足を踏み入れていく。都市伝説と現実が交錯する街で、彼らが目にするものとは……。
SANO Yuutoは本作の前に『極楽街 三番通りの件』という前日譚を発表しており、本作『極楽街』はその世界観を引き継ぎながら、さらに物語を拡張させた作品だ。Jump SQという青年寄りの少年誌の特性を活かし、オカルティックな設定と骨太なアクションを融合させている点が秀逸です。バディものとしての掛け合いの妙と、都市伝説を題材にした独特の雰囲気が、従来のジャンプ系バトル漫画とは一線を画す読後感を生んでいる。Viz Mediaが英語版を配信しているのも、この作品が持つ普遍的な魅力の証左でしょう。裏社会を舞台にしながらも、キャラクター造形は意外なほど丁寧で、依頼を通じて描かれる人間ドラマには引き込まれます。
既刊6巻、まだまだ物語は広がりを見せています。バディものとオカルトの組み合わせに惹かれる読者なら、今から追いつくには絶好のタイミングです。
まだ読んでいないあなたへ
Jump SQで連載中、既刊6巻。
都市伝説が「実在する」世界で、それを始末する仕事を請け負う二人組がいるんです。表の世界では絶対に解決できない案件だけが、この二人のもとに転がり込んでくる。依頼人は藁にもすがる思いで、彼らの名を口にします。
この作品の何がすごいって、バディものとしての「距離感」なんですよ。二人の関係性が、最初から完成されているわけじゃない。仕事をこなしながら、少しずつ互いの領域に踏み込んでいく、その一歩一歩が丁寧に描かれているんです。信頼って、こうやって積み重なっていくものなんだって実感させられます。
裏社会を舞台にしたアクション漫画は数あれど、この作品は「超自然」という要素が絶妙に効いている。人間の力だけでは太刀打ちできない存在と対峙するとき、二人がどう立ち向かうのか。その選択と覚悟に、毎回胸が熱くなるんです。
作者SANO Yuutoは前日譚「極楽街三番通りの件」も手がけていて、この世界観をより深く知りたい人にはそちらもおすすめ。英語版が海外展開されているのも納得の、骨太なストーリーテリングです。
表の世界では語られない「もう一つの街」の物語。この二人の仕事ぶりを、ぜひその目で確かめてください。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『極楽街』は全何巻?
現在6巻まで刊行中です。