桜蘭高校ホスト部』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

超名門・桜蘭学院高等部に特待生として入学した庶民の藤岡ハルヒは、ひょんなことから男子生徒の社交場「ホスト部」に巻き込まれる。短髪で地味な風貌ゆえに男子と間違われたハルヒは、高額な花瓶を割った弁償として、ホスト部の一員として女子生徒を接待する羽目に……。

葉鳥ビスコが「LaLa」誌上で2002年から約8年にわたり連載した本作は、第30回講談社漫画賞少女部門を受賞し、2006年にBONESによるアニメ化、2012年には実写映画化と展開を広げた。少女漫画としては異例なほど男性キャラクター同士の掛け合いに重点を置きながら、恋愛要素も成長物語も手堅く配置する構成力が光る。性別という記号を軽やかに脱臼させ、金持ち学校という舞台装置を最大限に活用したギャグセンスは、ともすれば説教臭くなりがちなジェンダーのテーマを、笑いと共感に昇華させている。環境光太郎、常陸院兄弟、鳳鏡夜といった個性的なキャラクターたちが織りなすコメディは、中国では日本のアイドルがアニメを紹介したことをきっかけに繰り返し視聴されるなど、国外でも高い支持を得ました。

既刊18巻。少女漫画の枠を軽々と超えた、笑いと優しさに満ちた学園群像劇です。

まだ読んでいないあなたへ

講談社漫画賞を受賞した少女漫画が、なぜ20年近く経った今も読み継がれているのか。

超お金持ちの名門校・桜蘭学院に、奨学生として入学した藤岡ハルヒ。ある日、空き教室と思って開けた扉の向こうには、6人の美少年たちが営む「ホスト部」があったんです。そして彼女は、うっかり800万円の花瓶を割ってしまう。借金返済のため、男子だと勘違いされたまま、ホスト部員として働くことになるんですが——この設定だけ聞くと、よくある少女漫画のシンデレラストーリーだと思うでしょう?

違うんですよ。この作品の凄みは、恋愛を描きながら「性別の役割って何だろう」を真正面から問いかけてくるところにあります。ハルヒが女の子だとバレないまま、男子として、ホストとして活動する日々。彼女自身も「男らしさ」「女らしさ」に縛られない価値観の持ち主で、その姿勢が周りの人間たちの固定観念を静かに、でも確実に揺さぶっていくんです。

コメディとして笑えるシーンも満載なのに、読み進めるうちに気づくんです。登場人物たちが抱えている孤独や、家族との関係、自分の居場所を探すもがきが、ユーモアの裏側にちゃんと描かれていることに。笑って、キュンとして、でも心のどこかがじんわり温かくなる。そういう読後感なんです。

全18巻。2006年にはアニメ化され、海外でも繰り返し視聴されるほど愛されました。少女漫画の枠を超えて、誰が読んでも「自分らしくいていいんだ」って背中を押してくれる作品です。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『桜蘭高校ホスト部』は全何巻?

全18巻で完結済みです。