『東京喰種』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
東京に潜む喰種——人の姿をしながら人肉を喰らう怪人たち。平凡な大学生・金木研は、喰種に襲われた事故で彼らの臓器を移植され、半人半喰種という存在になってしまう。人間でも喰種でもない身体。コーヒー以外を受けつけなくなった舌。そして、抑えきれない人肉への渇望。居場所を失った彼は、喰種が集う喫茶店「あんていく」に身を寄せ、人間と喰種、二つの世界の狭間でもがき続けることになる……。
石田スイが週刊ヤングジャンプに持ち込んだ本作は、第113回ヤングジャンプ大賞でグランプリを獲得し、そのまま連載へと繋がった。デビュー作でありながら、後に『東京喰種トーキョーグール:re』という続編を生むほどの人気を獲得したのは、単なるバトル漫画に留まらない構成力による。喰種対人間という対立構造を前面に押し出しつつ、その裏で描かれるのはアイデンティティの喪失と再構築だ。金木が直面するのは、生き延びるために人を喰うか、人間性を守って餓死するかという極限の選択である。どちらを選んでも何かを失う。この救いのなさが、ダークファンタジーとしての緊張感を生んでいる。
2014年のアニメ化、2017年の実写映画化と、メディアミックスでも成功を収めた本作。既刊14巻で完結していますが、物語はその後『:re』へと続いていきます。まずはこの14巻で、金木研という青年が辿る地獄を目撃してください。
まだ読んでいないあなたへ
14巻で完結。
たった14巻で、これほど心に突き刺さる物語があるんです。
人間を喰らわなければ生きられない「喰種(グール)」が潜む東京。普通の大学生だった主人公が、ある事故をきっかけに半喰種となってしまう。人間でもない、喰種でもない。どちらの世界にも居場所がない。そこから始まる地獄のような日々を、この作品は容赦なく描き出すんです。
読んでいて何度も息が詰まりました。喰種として生きるために人を喰うのか、人間として飢えて死ぬのか。主人公が突きつけられる選択に正解なんてない。けれど選ばなければ明日は来ない。その苦悩が、ページをめくるたびに胸に迫ってきます。
この作品が恐ろしいのは、喰種側にも人間側にも「正義」があることなんです。大切な人を守るために戦う者たち。けれどその戦いは、誰かの大切な人を奪っていく。やがて読者であるあなた自身が問われます——もし自分だったら、どちらの側に立つのか。どうやって生きるのか。
アニメ化も実写映画化もされて、海外でも「神作品」と呼ばれている理由がわかります。ただのダークファンタジーじゃない。人間の本質、生きることの意味を、血と涙で問いかけてくる作品なんです。
読み終えた後、しばらく何も手につかなくなるかもしれません。でもそれでいいんです。それだけ深く、あなたの中に残る物語だから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『東京喰種』は全何巻?
全14巻で完結済みです。