最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

婚約者である王子の前で、悪役令嬢の汚名を着せられた公爵令嬢スカーレット。しかし彼女は涙を見せず、毅然と婚約破棄を受け入れる。その瞬間、彼女が口にしたのは「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」という、静かな、しかし決定的な一言だった——。

小説家・鳳奈々の原作を、厚朴空が漫画化した本作は、『Regina』誌上で2019年から連載が続く、婚約破棄ものの新たなスタンダードです。このジャンルの作品は、破棄された令嬢が新天地で幸せを掴む展開が定番ですが、本作のスカーレットは違う。彼女は自らの尊厳を守り、相手に「願い」という形で対等な取引を持ちかけるのだ。貴族社会の駆け引きを描くドラマとしての緊張感、そして王族との関係性を軸にしたロマンス要素が、少女漫画らしい華やかさの中に織り込まれている。累計140万部を突破し、2025年にはLiden Films Kyoto Studioによるアニメ化も実現。海外でもCrunchyrollが広域配信権を獲得するなど、国境を越えて支持を集めています。

「婚約破棄されて終わり」ではない。そこから始まる物語です。

まだ読んでいないあなたへ

既刊11巻、2025年アニメ化決定。

婚約破棄の場面で、あなたなら何を言いますか。泣き崩れますか、それとも黙って去りますか。この作品の主人公は、違うんです。貴族社会の真ん中、王子から婚約を破棄されたその瞬間に、彼女はたった一言だけ求めるんです。その一言が、すべてを変える。

読んでいて爽快なのは、彼女が「かわいそうな被害者」で終わらないところなんですよ。裏切られて、傷ついて、それでも立ち上がる。ただし、泣き寝入りはしない。自分の人生を自分の手で取り戻そうとする姿が、本当に眩しいんです。

厚朴空さんの絵が、また素晴らしくて。美しいだけじゃなく、表情の一つひとつに感情がちゃんと宿っているんです。主人公が何を考え、何に傷つき、何に怒っているのか。言葉がなくても伝わってくる。

コメディ要素もあるから、重すぎない。貴族社会のしきたりや人間関係の描写は緻密だけれど、読んでいてずっしり疲れることがないんです。むしろ、次はどうなる、次はどうなると、ページをめくる手が止まらなくなる。

累計140万部突破、世界中で配信されるアニメ。この数字が物語っているのは、「婚約破棄されたヒロインの物語」が、どれだけ多くの人の心を掴んだかということなんです。まだ読んでいないなら、1巻だけでも手に取ってみてください。冒頭のあの場面、絶対に忘れられなくなりますから。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』は全何巻?

現在11巻まで刊行中です。