『昴とスーさん』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
高校生の昴が出会ったのは、人の姿をした不思議な存在——スーさんだ。正体不明の彼女は、昴の家に居候しながら、なぜか昴の日常に溶け込んでいく。学校、バイト、友人関係。ありふれた高校生活の傍らに、スーさんはいつもいる。彼女が何者なのか、なぜここにいるのか。問いかけても、スーさんはただ穏やかに笑うだけで……。
掲載誌「Harta」は、日常を丁寧に掬い取る作品を多く抱える雑誌だが、本作はその中でも異色の立ち位置にある。高橋夏子は青年漫画の文脈で日常を描いてきた作家ですが、ここでは「スーパーナチュラル」という要素を静かに持ち込んでいる。とはいえ、派手な超常現象が起こるわけではない。スーさんの正体は明かされないまま、淡々と日常が続く。この「何も起こらない緊張感」こそが本作の核だ。秘密を抱えた存在と過ごす時間は、穏やかでありながら、どこか不安定で、読者はその微妙な均衡に引き込まれていきます。
既刊6巻。謎は解けないまま、物語は静かに進む。答えを急がず、この奇妙な同居生活に身を委ねてみてください。
まだ読んでいないあなたへ
既刊6巻、完結済み。
「昴とスーさん」というタイトルを見た瞬間、何か特別な二人の物語を想像しませんか。でもこの作品、あなたが思い描いた「特別」とはまるで違う形で心に染み込んでくるんです。
高橋夏子が2018年から「Harta」で連載していたこの作品は、家族の秘密と日常が静かに交差していく青年漫画です。スーパーナチュラルという要素が絡んでくるんですが、派手なバトルも魔法も出てきません。それでも、この「普通じゃない何か」が、普通の日々をどれだけ豊かに、どれだけ切なくするか、ページをめくるたびに胸が詰まるんです。
誰にも言えない秘密を抱えながら、それでも毎日は続いていく。朝ごはんを食べて、洗濯物を干して、何気ない会話を交わして。この作品が描くのは、そんな「秘密と共に生きる日常」の手触りなんですよ。登場人物たちの人間関係が少しずつ変化していく様子を、じっくり丁寧に追いかけていく感覚。それは決して劇的じゃないけれど、気づいたら自分の人生について考え始めている、そんな読書体験なんです。
6巻という長さで、一つの物語がきちんと着地する。読み終えた後、きっとあなたも誰かに薦めたくなります。「これ、静かなんだけど、すごく沁みるんだよ」って。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『昴とスーさん』は全何巻?
全6巻で完結済みです。