昭和天皇物語』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

明治時代、一人の皇子が誕生する。後の昭和天皇、裕仁。激動の大正・昭和を生きることになる彼の生涯を、幼少期から丁寧に描き出すのが本作だ。乳母や教育係に囲まれた幼年時代、学習院での日々、そして皇太子として歩む青年期。近代日本の命運を背負う運命にあった一人の人間が、どのように育ち、何を学び、どう考えたのか。

能條純一の精緻な作画が、宮中の空気感と時代の重みを画面に定着させる。『月下の棋士』で知られる能條だが、本作ではその画力を歴史再現に注ぎ込んでいる。原作に永福一成と半藤一利という、歴史小説と昭和史研究の第一人者が名を連ねる布陣も心強い。ビッグコミックオリジナルという青年誌の矜持を示すかのように、本作は「昭和天皇という存在」を政治的イコンではなく、時代に翻弄された一個人として描こうとします。第1回歴史漫画大賞を受賞したのも、その真摯な姿勢が評価されてのことでしょう。

既刊17巻、まだ物語は続いています。昭和という時代を、もう一度、一人の人間の目を通して見つめ直してみませんか。

まだ読んでいないあなたへ

昭和という時代を、あなたは本当に知っていますか。

「昭和天皇物語」は、激動の昭和を生きた一人の人間を描いた作品です。既刊17巻、ビッグコミックオリジナルで連載中。第1回歴史漫画大賞受賞という評価が、この作品の持つ力を証明しています。

脚本の半藤一利、原作の永福一成、そして緻密な作画で知られる能條純一。三人の手によって紡がれるのは、教科書には載らない人間の姿なんです。幼少期から青年期、そして激動の時代へ。一人の人間が背負った重圧と葛藤が、ページをめくるたびに胸に迫ってきます。

歴史漫画でありながら、これは家族の物語でもあります。どんな教育を受け、どんな価値観を育まれ、どう成長していったのか。国の象徴である前に、一人の人間だったということを、この作品は静かに、しかし確かに描き出すんです。

戦争と平和。日本の近代化。大きなテーマを扱いながら、決して声高に叫ばない。ただ丁寧に、一コマ一コマ積み重ねていく。その誠実さが、読む者の心を揺さぶります。

歴史を知っているつもりでも、きっと見えていなかった何かがある。この作品は、あなたに新しい視点をくれるはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『昭和天皇物語』は全何巻?

現在17巻まで刊行中です。