星屑の王子様』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

少女漫画の王道である学園もの、恋愛ものとは一線を画す舞台設定。本作の主人公が足を踏み入れるのは、きらびやかなホストクラブという夜の世界だ。そこで繰り広げられるのは、欲望と人間関係が複雑に絡み合うドラマである。一見華やかに見える世界の裏側で、登場人物たちはそれぞれの思惑を抱えている……。

KAYAHARA Kureseは本作でホストクラブという題材に真っ向から挑んでいる。少女漫画において「夜の世界」を扱う作品は決して多くないが、本作はコメディとドラマのバランスを巧みに取りながら、単なる恋愛譚に収まらない人間模様を描き出している。Manga Oneでの連載は2019年から続いており、既刊8巻を重ねる中で着実に読者を獲得してきました。特筆すべきは、スライス・オブ・ライフ的な視点で夜の世界を切り取る手法です。派手な展開に頼らず、日常の中に潜む欲望や葛藤を丁寧に掬い上げていく。この地に足のついた描写が、作品に独特のリアリティを与えている。

少女漫画の新たな可能性を感じさせる意欲作です。既刊8巻、まだまだ物語は続きます。

まだ読んでいないあなたへ

既刊8巻。

少女漫画誌で堂々と「ホストクラブ」を描き切っている作品です。

KAYAHARA Kureseが描くのは、キラキラした恋愛ファンタジーではありません。人の欲望が渦巻く夜の世界で、金と承認欲求のために男が男を売る現場なんです。それを少女漫画の絵柄と構成で、真正面から、逃げずに、でも決して下品にならずに描いているんですよ。

この作品がすごいのは「人間関係の地獄」を徹底的に解像度高く見せてくれるところなんです。客を奪い合う同僚たち、本音と建前が二重三重に絡み合う会話、一晩で何万円も使わせるテクニック。そこには恋も友情もなくて、あるのは計算と演技と、ときどき滲み出る本物の感情。その境界線が曖昧になっていく瞬間が、ページをめくる手を止めさせないんです。

コメディとドラマが絶妙に混ざり合っているのもこの作品の魅力です。笑えるシーンの裏に必ず人間の業が透けて見えるし、重いシーンの中にも妙な可笑しさがある。読後感は決して爽やかじゃないけど、なぜか次の巻に手が伸びてしまう。

2019年から連載中で、まだ物語は動いています。夜の世界で生きる人間たちの、簡単には終わらない日常がそこにあるんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『星屑の王子様』は全何巻?

現在8巻まで刊行中です。