『星を継ぐもの』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
次巻発売情報
このシリーズは完結済みです
この作品について
月面で発見された一体の宇宙服——だが、その遺体は五万年前のものだった。地球上のどの文明にも該当しない謎の死体。国連宇宙軍は物理学者ハント博士を招集し、調査チームを編成する。科学的検証を重ねるほど深まる謎。人類の起源そのものを揺るがす発見は、やがて太陽系全体を巻き込む壮大な真実へと繋がっていく……。
ジェイムズ・P・ホーガンの傑作ハードSF小説を、星野之宣が1986年から87年にかけて『ビッグコミック』誌上で漫画化した作品である。星野はこの後『ブルーホール』『ムーン・ロスト』といった本格SF作品で評価を確立していくが、本作はその出発点にあたる。原作が持つ科学的な思考実験と論理的推理の積み重ねを、精緻な作画と構成力で漫画に落とし込んだ手腕は見事だ。謎が解明されるたびに新たな疑問が湧き、仮説が更新されていく——ミステリとしての快感と、SF的想像力の飛躍が両立している。第21回星雲賞を受賞したのも納得の完成度です。
ハードSFの金字塔が、今も色褪せぬ形で読める既刊4巻。科学的思考の醍醐味を、ぜひ体験してください。
まだ読んでいないあなたへ
月面で、真っ赤な宇宙服を着た死体が見つかったんです。
問題は、その遺体が5万年前のものだったこと。人類が月に降り立つ何万年も前に、誰かがそこにいた。これは単なるミステリーじゃなくて、人類の歴史そのものを根底から覆す発見なんですよ。
科学者たちが冷静に、でも確実に謎を追っていく過程が、これほど知的興奮に満ちた物語になるとは思わなかった。DNA解析、骨格構造、遺留品の材質分析。一つ一つの科学的事実が積み重なるたびに、ありえない仮説が現実味を帯びてくる。推理小説を読んでいるのに、SFの世界に立っているような感覚です。
原作はジェイムズ・P・ホーガンの世界的名作ハードSF。それを星野之宣が漫画化した既刊4巻なんですが、星雲賞を受賞しているのも納得の密度なんです。議論のシーン一つとっても、科学者たちの表情、資料の描き込み、緊張感のある間の取り方が、ただの説明にならずに物語として立ち上がってくる。
「人類とは何か」という根源的な問いを、娯楽として最高に面白く読ませてくれる作品です。謎が解けたとき、あなたの中の常識がガラリと音を立てて変わります。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『星を継ぐもの』は全何巻?
全4巻で完結済みです。