星の案内人』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

宇宙を舞台に、人と人との関係が静かに紡がれていく。主人公たちは日常の中で小さな成長を重ね、読者はその姿を見守ることになる。派手な展開はない。ただ、そこには確かな人間の息遣いがある。

上村いすずは『月の涙』で既にその手腕を証明していた作家だが、本作では更に踏み込んだ。週刊漫画TIMESという青年誌の枠組みの中で、スライス・オブ・ライフという地味なジャンルを選び、宇宙という舞台で人間関係を丁寧に描き切った。第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞という評価は、この挑戦が正当に認められた証です。緻密なキャラクター描写は健在で、登場人物たちの内面が台詞ではなく表情や仕草から滲み出る。アメリカ、フランス、韓国でも翻訳され、2014年のA-1 Picturesによるアニメ化、2015年の実写映画化と、メディアミックスが続いたことからも、この作品の普遍性が窺える。

既刊4巻という分量ながら、読後には確かな余韻が残ります。静かに、しかし確実に心に届く一作です。

まだ読んでいないあなたへ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。

この一文だけで、どれほどの作品か分かる人には分かるんです。

上村いすずが描く「星の案内人」は、宇宙を舞台にした物語でありながら、壮大な冒険でも華々しい戦闘でもない。そこにあるのは、人と人が出会い、語り合い、少しずつ変わっていく、そんな静かな時間なんです。週刊漫画TIMESで2010年から3年間連載されたこの作品、既刊4巻という短さの中に、生きることの本質が詰まっている。

読み終えた後、夜空を見上げたくなる。そんな漫画、他にありますか。登場人物たちが交わす何気ない会話、ふとした仕草、表情の機微。それらが積み重なって、気づけば胸の奥が温かくなっているんです。派手な展開がなくても、ページをめくる手が止まらない。それは、この作品が人間そのものを描いているから。

アニメ化、実写映画化、そして海外でも翻訳されて読まれ続けている理由が、読めば分かります。上村いすずの代表作と呼ばれるこの作品、「月の涙」と並んで語られるのも納得なんです。

静かに、でも確実に、あなたの心に何かを残していく。そういう漫画を求めている人に、自信を持って薦めます。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『星の案内人』は全何巻?

全4巻で完結済みです。