明るい記憶喪失』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

記憶を失った恋人との日常を、四コマという枠に収めて描く。ふたりの女性が暮らすアパートの一室。ある朝、片方が目を覚ますと、パートナーの記憶が消えている。しかし彼女は慌てない。むしろ「また好きになってもらえるチャンスだ」と前向きに捉え、日々を送り始める。記憶喪失という設定は、ふたりの関係をリセットするのではなく、むしろ関係の強さを照らし出すための装置として機能する。

本作は竹書房のComic Cuneに連載され、第1回百合姫コミック大賞を受賞した作品である。四コマという制約の中で、記憶を失った側の戸惑いと、失われていない側の包容力が、淡々と、しかし確実に積み重ねられていく。OKU Tamamushiの筆致は、百合作品が陥りがちな過剰な感傷を排し、日常の些細なやりとりにこそ愛情の実体があることを示してみせます。照れ屋なキャラクターたちの、言葉にならない感情の機微が、コマ割りのリズムの中で立ち上がる。

既刊6巻。記憶喪失というモチーフを、悲劇ではなく関係性の再確認として描く視点が、この作品を特別なものにしています。

まだ読んでいないあなたへ

第1回百合姫コミック大賞を受賞した、奇跡のような4コマなんです。

記憶を失った彼女が、目を覚ますたびに恋人のことを忘れている。なのに、どうしてこんなに明るいんでしょう。普通なら切なくて、読むのが辛くなりそうな設定なのに、この作品はまるで朝の光が差し込むような温かさで満ちているんですよ。

毎朝リセットされる記憶。でも彼女は、パートナーのことを何度でも、何度でも、好きになるんです。初めて会ったかのように照れながら、それでも自然に惹かれていく。その繰り返しが、決して悲劇じゃない。むしろ「愛って、こういうことなのかもしれない」って思わせてくれるんです。

おおらかで明るい主人公と、そんな彼女を見守る恋人の日常は、読んでいるうちに胸の奥がじんわり温かくなります。4コマという形式が、この二人の関係を丁寧に、優しく、確かに積み重ねていくんですよ。

既刊6巻。記憶喪失という言葉から想像する物語とは、まったく違う何かがここにあります。読み終えたとき、あなたの中の「好き」の形が、少しだけ広がっているはずです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『明るい記憶喪失』は全何巻?

全6巻で完結済みです。