日常』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

女子高生・ゆっこと、背中にゼンマイを背負ったロボット少女・なの、それに博士と呼ばれる幼い発明家。彼女たちが織りなす時定高校での日々は、およそ「日常」という言葉からは想像もつかない。鮭を背負った校長が廊下を走り、ゆっこの宿題を忘れた言い訳が壮大なスケールで繰り広げられ、なのはゼンマイを隠すことに必死になる。一見すると何気ない学園生活のはずが、次の瞬間には予測不能な方向へと転がり出す……。

あらゐけいいちは本作でコメディの新境地を切り拓いた。第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞の受賞が示すとおり、そのユーモアは評価の分かれる「ギャグ」ではなく、普遍性を持った「笑い」なのです。スラップスティックの伝統を継承しながらも、独特の間とテンポ、そして可愛らしい絵柄が生み出すシュールな世界観は、他に類を見ない。京都アニメーションによるアニメ化、実写映画化、さらには海外展開と、その魅力は国境を越えて広がり続けています。

何も起こらない日常に飽きたなら、何が起こるかわからない「日常」を読むべきです。

まだ読んでいないあなたへ

文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。

それって、この国で最も権威のある漫画賞のひとつなんですよ。その受賞作が、実は「女子高生が校長をかまぼこで殴る」とか「ロボット少女が自販機に八つ当たりする」とか、そういう漫画なんです。タイトルは『日常』。でも中身は、日常の真逆。

登場するのは普通の女子高生たち。でも隣にいるのは背中にネジ巻きがついたロボット。校長は鹿と格闘技で戦う。先生はタイムマシンを発明しようとしてる。そんな異常事態を、誰も異常だと思ってない。この温度差が笑いを生むんです。

笑いのパターンが読めないんですよね。期待を裏切る、その裏切り方が毎回違う。1ページ使った壮大な前フリが、最後の1コマで予想外の方向に転がる。声を出して笑ったあと、「なんで今のが面白かったんだろう」って不思議になる。そういう体験を12巻ずっと続けてくる作品です。

京都アニメーションが全26話アニメ化して、実写映画まで作られました。でも原作には原作でしか味わえない「間」があるんです。コマ割りの妙、キャラの表情の変化、セリフのタイミング。あらゐけいいち先生の絵は一見シンプルだけど、読むほどにその計算された可愛さと笑いの仕掛けに気づいていく。

既刊12巻。笑いって本来、こんなに自由でよかったんだと思い出させてくれる漫画なんです。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『日常』は全何巻?

現在12巻まで刊行中です。