日々ロック』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

次巻発売情報

このシリーズは完結済みです

この作品について

高校生バンドマンの日常を描いた青春群像劇。主人公たちは音楽に情熱を注ぎながら、思春期特有の葛藤や人間関係に揺れ動く。ライブハウスでの演奏、バンド仲間との衝突、恋愛感情の芽生え。ロックという表現手段を通じて、彼らは何を掴み、何を失っていくのか……。

榎屋克優は音楽をテーマにした作品を多く手がけてきた作家だが、本作はその代表作として知られている。週刊ヤングジャンプという青年誌の看板枠で連載され、第35回講談社漫画賞青年部門を受賞した実績が、作品の完成度を物語る。音楽漫画にありがちな派手な演出や誇張表現に頼らず、あくまで等身大の高校生たちの心情を丁寧に描き出す手法が支持を集めた。バンドという題材を通じて、若者の自己成長と葛藤を普遍的なドラマとして昇華させている点が本作の真骨頂です。

既刊6巻という手頃なボリュームで完結しており、2014年には映画化もされました。音楽漫画の傑作として、今なお読み継がれる価値のある一作です。

まだ読んでいないあなたへ

第35回講談社漫画賞受賞。

バンドマンって、どうしてこんなに不器用なんでしょうね。音楽以外のことが何一つうまくいかなくて、人間関係も金も時間も全部めちゃくちゃにして、それでも楽器を手放せない。この作品が描くのは、そういう「音楽にしか居場所がない人間」のリアルなんです。

主人公は、才能があるわけじゃない。むしろ下手かもしれない。でも音を鳴らすことでしか自分を保てない、そんな青年の日常が、嘘のない筆致で綴られていきます。バンド仲間との衝突、ライブハウスの空気感、音を合わせた瞬間の高揚、そして翌朝の虚しさ。キラキラした音楽漫画じゃないんですよ。泥臭くて、痛くて、でもだからこそ本物なんです。

榎屋克優が描く音楽シーンには、匂いがあります。汗と煙草とビールが混ざった小さなライブハウスの匂い。スタジオに染み付いた何年分もの音の残響。読んでいると、遠い昔に諦めた何かが、胸の奥でうずき始めるんです。

「週刊ヤングジャンプ」で2010年から2012年まで連載され、2014年には映画化もされた全6巻。短いようで、この6巻に詰まった密度がすごい。ページをめくるたび、音楽を続けることの苦しさと、それでも続けてしまう理由が、静かに迫ってくるんです。

何かに本気になったことがある人なら、絶対に刺さります。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『日々ロック』は全何巻?

全6巻で完結済みです。