『文豪ストレイドッグス』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ
この作品について
孤児院を追われた少年・中島敦は、ヨコハマで「武装探偵社」と出ばす。彼らは異能力者集団。文豪の名を冠する社員たちは、それぞれが特殊能力を操り、ヤクザやマフィアが跋扈する街で事件を解決していく。敦もまた、月下に発現する獣の力に目覚めるが、自らの能力を制御できず……。
ライトノベル作家・朝霧カフカと漫画家・春河35のタッグによる本作は、「ヤングエース」連載開始から10年を超えてなお支持を集め続けている。文豪の名と能力を結びつける着想の巧妙さもさることながら、探偵社と犯罪組織の対立を軸にしたアクションと、各キャラクターの過去を掘り下げるドラマ性の両立が見事だ。『このマンガがすごい!』オトコ編第1位を獲得したのは、異能バトルというジャンルに骨太な群像劇を持ち込んだからにほかならない。アニメ化や実写映画化を経て、台湾・韓国・アメリカなど海外展開も進み、世界規模で読者を獲得している。
既刊27巻を数える大河の物語は、まだ終わりを見せません。ヨコハマの闇に飛び込むなら、今です。
まだ読んでいないあなたへ
太宰治が拳銃を撃ち、中島敦が虎に変身する。
文豪の名を持つ異能力者たちが、ヤクザと探偵に分かれて横浜の闇で激突するんです。これ、ふざけた設定に見えるでしょう? でも読み始めたら止まらない。なぜなら、名前を借りただけのキャラじゃないから。太宰の「人間失格」は自殺願望と他者への執着として、芥川の「羅生門」は獰猛な布の異能力として、ちゃんと作品世界に溶け込んでいるんですよ。
物語の軸は、孤児院を追い出された少年・中島敦が武装探偵社に拾われるところから始まります。彼の異能は「月下獣」、意志と無関係に暴走する虎への変身。この力を武器にするのか、呪いとして抱えるのか。その葛悟の中で、敵対するマフィアの少年・芥川との因縁が絡み合っていく。二人の関係性は、単純な敵味方じゃ割り切れない複雑さがあるんです。
既刊27巻、2012年から連載中。アニメ化も実写映画化もされて、海外でも人気を博している理由は、ド派手なアクションの裏に人間ドラマがちゃんとあるから。能力バトルだけじゃない。過去を引きずる者、信念のために戦う者、仲間を守るために非情になる者。それぞれの正義がぶつかり合う展開が、読む手を緩めさせないんです。
朝霧カフカ(原作)と春河35(作画)のタッグが生み出した、文学とアクションの異色の融合。文豪の名前、知らなくても大丈夫。この作品が教えてくれますから。
巻一覧(発売順)
よくある質問
『文豪ストレイドッグス』は全何巻?
現在27巻まで刊行中です。