放課後ていぼう日誌』の最新刊・次巻発売日・全巻情報まとめ

この作品について

都会育ちで手芸部に入るつもりだった女子高生・鶴木陽渚が、海辺の高校に転校し、ひょんなことから「ていぼう部」に入部させられてしまう。防波堤で釣りをする部活だと知り、虫エサも海も苦手な陽渚は戸惑うが、部長や先輩たちに導かれるまま、竿を握り糸を垂らすうち、いつしか釣りの奥深さに引き込まれていく……。

小坂泰之が『ヤングチャンピオン烈』で連載する本作は、釣りという題材を徹底的に丁寧に描き込んだ点で際立っています。仕掛けの結び方、潮の読み方、魚種ごとの狙い方まで、実践的な知識が自然に物語へ溶け込み、未経験者でも「やってみたい」と思わせる説得力がある。陽渚の成長を軸に、四季折々の釣りの楽しみ方が積み重なり、読み進めるほどに防波堤という舞台の豊かさが見えてくる構成です。2020年のアニメ化、2022年の実写映画化を経て、既刊14巻。文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞の受賞も納得の、釣り漫画の新たな定番と呼べる一作でしょう。

釣りに興味がなくても、この部活の空気に触れれば、きっと防波堤へ足を運びたくなります。

まだ読んでいないあなたへ

釣り、全然興味なかった人間が、気づいたら釣具屋の前で足を止めてる。

そういう魔力が、この漫画にはあるんです。

主人公は手芸が好きなインドア女子高生。それが入学早々、釣り部に半ば強引に入部させられて、人生初の海釣りに挑戦することになるんですよ。最初は餌のゴカイを触るのも無理、糸が絡まって泣きそう、そんな彼女が少しずつ釣りの世界に染まっていく過程が、もう笑えるほどリアルで。竿を握る手つきが変わっていく、潮の匂いに慣れていく、その一つ一つの変化が愛おしくてたまらないんです。

何がすごいって、釣りの描写が徹底的に丁寧なこと。仕掛けの結び方、竿の選び方、魚の捌き方まで、実際に試せるレベルで描き込まれてる。でもそれが説明臭くならないのは、部員たちの何気ない会話や失敗や発見として描かれるから。初心者の目線で進むから、読んでる側も一緒に学んでいる感覚になるんですよね。

部活ものとしても最高で。先輩たちのキャラクターが濃くて、それぞれ釣りへの愛し方が違う。ベテランの落ち着いた指導、釣りバカの熱血っぷり、マイペースな観察眼。その中で主人公が自分なりの釣りの楽しみ方を見つけていく姿が、青春そのものなんです。

文化庁メディア芸術祭新人賞受賞、アニメ化に実写映画化と評価も確かです。既刊14巻、今も連載中。一冊読めば、きっと週末に海へ行きたくなりますよ。

巻一覧(発売順)

よくある質問

『放課後ていぼう日誌』は全何巻?

現在14巻まで刊行中です。